平和ボケしている日本では
ほとんど報道されることはありませんが、
現在も
アフリカでは
民族大移動が続いています。


その中でも特に衝撃的なのは
子供たちの大移動です。

毎年、
西部・中部アフリカから移動する人々は1,200万人もいて
そのうちの
700万人は子供たちです。


ユニセフは、報告書
「よりよい機会を求めて:西部と中部アフリカを移動する子どもたちの声」
を発表しています。

この報告書では
アフリカの子どもたちが故郷を追われることになった主な理由、
人々の移動の規模がさらに拡大した場合に地域が受ける長期的な影響について
などが報告されています。

childUnicef


現在
700万人以上の子供たちが
貧困や紛争、暴力、気候の変動など
様々な原因によって
自分たちの生まれ育った土地を追われ、
ほとんど当てもなく
身の安全のために、そして
より良い将来のために
移動する状況になっているということです。




こちらは主な移動のルート。
多くの子供たちは
アフリカ諸国の中を移動、
5人に1人はヨーロッパへ移動しています。


image[12]Unicef


このような西部アフリカと中部アフリカの子どもたちの移動の数は、
さまざまな原因によって
今後も増加することが推測されています。

主な原因としては
人口の急激な増加、貧困、気候の変動、不公平な経済開発、長期化する紛争や内戦、信頼度の低い政府、最も弱い立場にある人々を支援すべき制度の欠如などです。

異常気象によって
農業が行えなくなったり、畜産に必要な限られた資源を巡って、近隣の村同士が対立抗争に発展してしまったりしています。


子供たちの移動では
身の安全が確保された旅ではありません。
多くの危険がつねに伴っています。

避難移動する子供たちが増加しているという現実をふまえて
移動先や通過する国々において
子供たちが一貫して安全が確保されるためのシステムを構築することが必要です。
さらに
医療、教育などの基礎的なサービスを受けられることを確実にするためには
国の枠を超えて
アフリカ諸国の政府、国連、NGO団体などが一体化して協力することが必要不可欠となっています。






refrefugeesmigrants.un.org


今回の報告書の最後のページは
米国の作家マヤ・アンジェロウの言葉で締めくくられています。
「すべての神の子たちには、旅をする靴が必要です。」
maya

マヤ・アンジェロウさんは
弱者の視点から多くの詩や小説を著し、
米国でとても尊敬されている詩人であり作家です。


彼女が尊敬される理由は
黒人差別の厳しい南部の貧困家庭に生まれ育ち
小さい頃は義父から虐待を受け
17歳でシングルマザーになり
生活費を稼ぐために売春婦になって後で、
作家として認められた経歴を持ったことにあります。


「すべての神の子たちには、旅をする靴が必要です。」

すべての神の子とは、
地球上にいるすべての人々を意味しています。

旅とは、
人生の旅

靴とは
人生を歩む上で
人として最低限の権利、機会などという意味が込められていると思います。


現在
アフリカ諸国でさまよい続けている子供たちにも
人としての権利を確保して
よい機会を提供できたら
どんなにか未来が明るくなることでしょうか。



マヤ・アンジェロウは次のような言葉も残しています。

「誰かの曇った心の虹になってみましょう。」



「私は間違いなく知っています。愛が私を救ったことも、私だけでなく全員を救うだけの愛がここにあるということも。」



「あなたがやらない限り、何も変わることはない。」

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