まぬる猫

マヌルネコとも書きます。
マヌルは
モンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味です。
中央アジアの高地に生息していて、
モウコヤマネコとも呼ばれています。

英語では
パラス・キャットと呼ばれていますが、
これは
1776年にこの猫を記述したドイツの自然研究家ピーター・サイモン・パラスに因んでいます。


まぬる猫は、
厳しい寒さにも耐えることができるように
体毛が長く密集して生えているために
見た目は丸々と太っているかのような外観をしています。

その美しく暖かい毛皮を求めて
多くのまぬる猫が殺されてきました。

厳しい環境に生息しているため、
病原体も少ない環境であり、
菌に対する免疫力は極めて弱いといわれています。


そのため人工飼育は難しいとされてきましたが、
現在は主にロシアで繁殖に力を入れ
種の保存を目指しています。


今回は米国オハイオ州にあるコロンブス動物園
まぬる猫の赤ちゃんが誕生しました。

女の子です。
6a010535647bf39Columbus Zoo and Aquarium

お母さんのマンダとお父さんのパーバルは
交尾をしましたが、うまく妊娠しなかったようで
その後
人工授精に切り替えて妊娠しました。

6a010535647bf3Columbus Zoo and Aquarium

お母さんのマンダと一緒。
6a010535Columbus Zoo and Aquarium



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