青い池に立ち寄りました。

とても美しい色をしていました。

最も混むと予想されるお盆休みでしたが
池に到着したのが
夕方遅くなので
駐車場もすいていて
人が少なかったです。
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ここは、
もともと
大雪連峰十勝岳が1988年末に噴火した時に
噴火堆積物による火山泥流災害を防ぐために、
美瑛川本流に複数建設されたコンクリートによって固められた堰堤のひとつです。

そこに水が溜まり
植林されていたカラマツの木々は枯れて
上高地の大正池のような立ち枯れの池の風景が出来上がりました。
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青い池の青さの秘密は、
青い池の上流にある白金温泉の白ひげの滝にありました。
この滝は、
地下水が直接崖の岩の割れ目から落ちて滝となる潜流瀑(せんりゅうばく)です。
この滝の水は、
水酸化アルミニウムが豊富に含まれています。


この滝の水と美瑛川の河川水が滝つぼで混ざることによって、
アルミニウムなどのコロイドが生成されます。

そして
太陽光が水中のコロイド粒子に当たり、
波長の短い青い光だけが散乱するために、
水が青く見えるのだそうです。

さらに
白金温泉水に含まれる硫黄や石灰成分などが、
水の青さをさらに引き立てています。
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青い水は、白ひげの滝の周辺から下流まで続いています。

見学に来ている人たちは
面白いことに

「すごく綺麗ー。」
と感動する人たちと

静かにじっと池を見つめたまま動かない人たち

それと
「なんだよ、車で3時間もかけて来たのに、池しかないじゃん。」
「寒いから、池見たくない。」
と文句言ってる人たちがおりました。

人それぞれですね。

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最も美しく青く見えるのは、初夏の晴れの日の朝だそうです。

冬は期間限定で
ライトアップもあるそうです。
美瑛在住の写真家の方が主体となって
見せてくれているとのこと。



今回の写真はいずれも
霧雨の日の夕方。

ちょっと残念でしたが
それでも十分に青く見えました。

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次は晴れの日の朝に見てみたいです。
(*´∇`*)


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