ルーマニア政府は、
クマ140頭、オオカミ97匹を駆除または移住させる計画があることを発表。


bearwww.rte.ie

ルーマニアの環境省は
重大な損害を防ぎ、公共の保健と安全を守るための措置だとの声明を発表し、
専門家会議もこれに賛成。

7月に2人の羊飼いがクマに襲われたことや
吸血鬼のモデルとなったポエナリ城に母子のヒグマが現れたことが
大きな要因のようです。

でもこれは観光客が
エサとなる食料を放置した結果です。



ルーマニアには、
欧州のヒグマ全体の約60%に当たる約6000頭のヒグマが生息しています。
この国が
ヒグマを保護しなければ
壊滅的な影響となります。


ルーマニアでは
各地でヒグマを虐待していることが発覚し、
虐待されているヒグマたちを保護するために
世界最大のヒグマ保護区「リベアティー」が創設されています。

2000年ころまでは
多くのレストランや観光地で
観光客を呼び込むためにヒグマを捕え
小さな檻に入れて見せものにしていたのです。



ルーマニアでは
2016年10月にも、
クマ552頭、オオカミ657匹、オオヤマネコ482匹の狩猟を許可する方針を示し、
非難が殺到したためにを
狩猟許可を撤回したことがありました。


ヒグマとオオカミが怖いから殺す
という考え方があることは
とても残念なこと。

まだそれを実施する前に出来ることは
たくさんあるはずなのです。


どこの国も絶滅寸前まで殺してから
あわてて保護を始めます。

森の生態系を破壊することが
自分たちの首を絞めることに繋がることが理解される日はいつになるのでしょうか。


ルーマニア政府への
クマとオオカミの駆除反対の嘆願書署名サイトはこちら
sign2forcechange.com




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