Nihonium(ニホニウム) 
原子番号113
元素記号はNh 

nihoniumpetitegraphics.com


ニホニウムが正式に名称となって
ちょうど1年が経ちます。


ニホニウムは
現在の自然界には存在しない超ウラン元素の一つです。


元素は現在118種類まで知られています。

そのうちの原子番号93以降の元素は
半減期が地球誕生から現代にいたる期間よりもかなり短いため、
自然界においてはすでに地球上から消滅しているのです。


そのため、
その元素が存在することを証明するためには
人工的に作り出すしかないのです。


元素を人工的に作製して、
その存在を正しく証明することが出来ると、
新元素の命名権が与えられることになります。

今回は
日本の理化学研究所仁科センターの研究チームによって、
亜鉛とビスマスから合成されました。

原子番号113番のニホニウムは、
亜鉛(原子番号30)とビスマス(原子番号83)を人工的に衝突させて合成しました。

この新元素の合成は
世界各国で行われており
ニホニウムに関しては日本が一歩進めることができたようです。



ニホニウムは、
正式名称が決定するまでの期間は、
暫定的にウンウントリウムと呼ばれていました。


わんこやにゃんこに名前を付ける時にも
いくつかの候補をあげて
検討しますが
やはり元素の名前も慎重に決めていくようです。


ニホニウムになるまでには、
「ジャポニウム」や「ジャパニウム」が最有力と言われていましたが
日本人の蔑称である「ジャップ」を連想させることから
取りやめとなりました。

「ワコニウム」、「ヤマトニウム」、「ニシナニウム」なども候補として挙がったそうです。



Nihonio-mosc

そして
2016年11月28日
国際純正・応用化学連合 (IUPAC) は、
113番元素を正式に
「nihonium(ニホニウム)」と決定しました。

この日に正式名称が与えられたものは
次の4元素です。

113番元素ウンウントリウム (Uut) →「ニホニウム」
日本で発見されたため日本に因む

115番元素ウンウンペンチウム (Uup) →「モスコビウム」
ロシアの首都でもある「モスクワ」に因む

117番元素ウンウンセプチウム (Uus) →「テネシン」
米国テネシー州に因む

118番元素ウンウンオクチウム (Uuo) →「オガネソン」
超重核の物理学の発展に貢献した科学者ユーリ・オガネシアン氏に因む

new-elements-2016ciaaw.org


現在
世界中で最新技術により
新しい元素を合成する研究が行われています。

現在発見されている元素の数は
118番まで。

研究者らは
119番以降の新元素の合成に着手しています。


今後技術が進めば
一気に多数の元素が見つかるかもしれません。

私たちが知っている元素は
まだほんの少しだけですから。




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