もう師走。

12月の星空ガイドです。


今月は
三大流星群の一つふたご座流星群があります。

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今月の主な星空イベントは次の通りです。

12月3日       水星が留
12月4日      スーパームーン
12月13日       水星が内合
12月14日  月と火星が並ぶ
12月14日から15日 ふたご座流星群
12月15日  月と木星が並ぶ
12月18日  新月
12月22日  土星が合 冬至
12月22日  こぐま座流星群
12月23日     水星が留   天皇誕生日



12月3日     水星が留  
留とは、
惑星の見かけ上の動きで、順行から逆行、逆行から順行に移るときに
東西方向への運動が一時停止する状態をいいます。

惑星の動きは、
人の意識の中で衝動という形で影響を与えます。


12月4日 スーパームーン  
この日の満月は、今年地球に最も近いスーパームーンです。
12月4日になってすぐの 0時47分に満月を迎えます。
天文学上の満月とは、
地球の中心から見て、
ちょうど太陽とは反対の方向に来た瞬間の月のことを言います。

月が地球に最も近づく近地点は、17時46分です。

月の軌道は円形ではなく楕円形をしているため、
地球と月との距離はいつも変化が見られます。

こちらは国立天文台の図です。
左側が今年最も大きい12月4日の満月
右側が今年最も小さい6月9日の満月。

かなり大きさが違います。
topics01-1-s.nao.ac.jp


12月13日       水星が内合


内合(ないごう)とは、
太陽系で、地球の内側をまわっている惑星に使う用語で、
太陽と惑星と地球が一直線上に並んだ状態をいいます。


12月14日  月と火星が並ぶ
12月14日の早朝、
南東の空では、月の右側に火星が横に並び、その下に木星が見られます。
月と火星の右上には
おとめ座の1等星スピカが見えます。

火星は赤っぽく、スピカは白く輝いています。

12月14日から15日 ふたご座流星群
IMO(International Meteor Organization / 国際流星機構)の予測によると
16時頃、ふたご座流星群が極大を迎えます。

この流星群は安定して流星が見られる三大流星群の一つです。

見頃は13日夜22時から14日の0時過ぎと14日夜から15日0時過ぎになります。
放射点の高度が最も高くなるのは2時頃になります。



流星が放射状に出現する中心点を「放射点」といいますが
放射点は
もちろんふたご座にあります。
でも
全天に流れるので
見る方角はどちらでも大丈夫です。

topics02-2-s国立天文台



今年は、
月明かりの影響が少なく、極大時刻も適切で、比較的条件がよいために
1時間に30個~60個程度が期待できます。


最近のふたご座流星群では
明るい流星が多く流れる傾向があるので
楽しみです。

ちなみにこの時期は
ふたご座以外の流星群の流星も見られることがあります。

火球もみれるかもしれませんね。
11月のしし座流星群でも
見事な火球が見れました。


12月15日  月と木星が並ぶ
日の出前の南東の空に
月の右側に木星が並びます。
その右上には火星があります。

12月18日  新月
新月は、15時30分です。
翌日19日10時26分に月の距離が最遠となります。


12月22日  土星が合 冬至

合とは、
太陽系で地球の外側をまわっている惑星が、
惑星と太陽と地球が一直線上に並んだ状態をいいます。



12月22日  こぐま座流星群

こぐま座は
北極星のある星座です。

今年のこぐま座流星群の極大は、
12月23日の0時頃と予想されています。
極大をはさんで22日夜から23日の夜明け前まで
一晩中観測できます。
全天で流れますが、北よりに眺めるといいかもしれません。

流星の出現数は、1時間あたり5個くらいの予想ですが、
たまに
突発的にたくさんの流星が見られる年もあるのが
この流星群です。





12月の星空も楽しめそうです。

澄んだ冬の深空にキラめく流星たちを眺めて、
ひと時宇宙と心を一つにするいい機会です。


寒いので
しっかりと防寒して
温かいものを飲みながら眺めましょう。




君が代から神が代へ 下巻
森井 啓二
星雲社
2017-12-10



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