今年はいぬ年です。

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昔東京にとてもとても大きな犬小屋があったことを
多くの人は知りません。

そうです。
徳川綱吉将軍の時代です。

まず現在の世田谷区に大きな犬小屋が作られました。
そこには、
1年間だけの記録でも
1万3878匹の犬たちが預けられました。

そこには介護専門の16人ほどのスタッフや
養育のためのスタッフは、約5728人いたと記録されています。

その後、
江戸幕府は
大久保・四谷・中野・新宿にも犬小屋を新設しました。

中野の犬小屋を例にすると、
どんどん拡張していき、
犬小屋全体の御用地は29万7652坪におよびました。

よく土地の広さを
東京ドーム何個分と言って表現されますが
私は
この表現がよくわかりません。

国際大会に使うサッカー場だと
120個分です。


ここの犬小屋は
中野だけでなく周辺の高円寺にまで広がっています。

中野の犬小屋が完成した際には、
江戸の町から集めた犬を10万匹が収容されたそうです。

1年間の総経費は98,000両といわれ、
現代の価格では約2億5000万円くらいの費用が
運営にかかっていたそうです。

005中野区役所
犬小屋本体は、
5つの「御囲場」に分けられていました。
「壱之御囲」が3万4538坪、
「弐之御囲」「参之御囲」「四之御囲」が各5万坪、
「五之御囲」が5万7178坪
犬小屋本体の総面積は、24万1716坪。
道路分も造成され、
犬小屋全体の御用地は29万7652坪。

現在の中野区役所やサンプラザ中野も
犬小屋の跡地に作られたことになります。

現在の中野区役所の前には
かつての囲いを示すために
犬たちの銅像が設置されています。

800px-中野お囲いの犬の像2Wikipedia



この広大な犬小屋には、
犬を捕獲する人、犬を輸送する人、犬の飼育管理をする人など
とても多くの人たちが
犬のために動き続けていたことになります。



現代の技術を応用すると
今ならもっと優れた施設が作れるのかもしれません。

綱吉のような政治家は
出てくるのでしょうか。


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