オーストラリア北東部のグレートバリアリーフの気温上昇によって
生まれてくるアオウミガメのほとんどがであることが判明しました。

great-barrier-reef-hardyaustraliangeographic.com.au


グレート・バリア・リーフは、
太平洋で最大で最重要なアオウミガメの繁殖地です。

このままでは
種が自然消滅する危険が高まっています



99

sea-turtles-releasenewsweek.com

ウミガメの雄雌の調査はたいへんです。
研究者たちは
ボートに乗って海の中を泳ぐウミガメを探して
見つけたら
海に飛び込んで甲羅をつかんで
そのままやさしくビーチへと誘導します。

アオウミガメは大きく、
体重200kgを超え
甲羅の最大長は120cmを超えることもあります。

そして
陸に上げてから、
血液を採取して
次に一部の個体ではさらに正確に判断するために
腹腔鏡を使って体内の生殖腺を調べるのです。

基本的には
血液中のホルモンレベルによって
雄雌の判定が可能です。



グレートバリアリーフのアオウミガメの幼体と若い個体の調査で
すでに
南部では68%、
北部では99%以上が雌になっていました。
(雌116:雄1)

他の地域でも71-77%が雌でした。


グレートバリアリーフ北部の産卵地レイン島では
少なくとも過去20年間、
ほとんどメスのウミガメしか生まれていないことが確認されました。

遺伝子的には
すでに絶滅状態です。



カメは
卵の中にいる間の環境中の温度によって
雄雌が決まるというシステム
です。


「TSD」
Temperature-dependent sex determinationといいます。

アオウミガメでは
低温でオス
高温でメスとなります。



現在グレートバリアリーフ北部で
ほとんどの個体がメスになっているのも
急激な気温の上昇によるものです。


現在の予測では
気温はさらに上昇することが予測されています。


この気温の上昇は
グレートバリアリーフ自体にも甚大な影響が出ています。


そして
オーストラリア以外のウミガメたちの調査でも
メスが急増していることが判明しています。

世界75カ所のウミガメ繁殖地を調べた研究では、
メスとオスの比率が
約3対1でした。

現在、
再び世界各地での
ウミガメ調査が始まっています。


さらに
オーストラリア政府は200万豪ドルをかけて
グレートバリアリーフのサンゴ礁を回復させるためのアイデアの募集を開始しました。
3月6日まで受け付けしています。

ffdfadvance.qld.gov.au




今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いします。

人気ブログランキング