まもなく河津桜が満開の時期を迎えます。



2月から
いち早く桜のお花見ができるとして
満開の時期には
すごい人手になります。



特に
静岡県河津町の河津川沿いに植えられている河津桜は
見事なものです。

この美しい光景は
未来の世代にも
持ち越してほしいものです。



ところが


1997年に改正された河川法によって
今後
河津桜の新たな植樹ができない状況となっています。


河津桜に寿命が来れば
減っていく一方になってしまうのです。
そして
このままでは
将来、河津川沿いに植えられている河津桜は消えてしまう可能性も・・・。


現在の河川法では、
現在名所となっている堤防の上や川側の斜面に
新たに桜の木を植えることは禁じられています。

国土交通省の
河川区域内における樹木の伐採・植樹基準は
こちら。






今後は
現在の名所である河津川沿いの桜は寿命と共に消えていき
別の場所へと移動していくことになるのかもしれません。


こちらは
河津桜の保護育成計画

町ぐるみで河津桜を守っていく計画です。





東京の足立区では
昔
開花の期間が長い八重の里桜78種3225本が
約6kmに渡って荒川土手に植えられていました。

大正時代には「荒川の五色桜」として
国の名所としても有名でした。


実は
足立区は
日本のさまざまな品種の桜を救った場所なのです。


以下は
ひかたま：「明珠在掌」消えた里桜と日本犬
からの抜粋です。
















そして今
河川法で1本も桜の木がなくなった荒川土手の「五色桜」跡地に
堤防上の桜が復活し始めています。



足立区には
さまざまな品種が保存されています。
現在、各地でさまざまな里桜が鑑賞できるのも
足立区が大きく貢献しているのです。


ちなみに
足立区は
この荒川河川敷にあったゴルフ場も
生態系豊かな公園として復活させて
全国から視察も来ています。

学校給食の美味しさも
有名になってきました。

他にも誇れるところはたくさんあります。


足立区は
低所得者が多いという現実があるにもかかわらず
幸福度はかなり高いという結果も出ている地区なんです。




話は戻って


河津桜も
その美しさは、河津川沿いの見事な光景にあります。










現在技術で
なんとか河津の美しい景観を保護し、
発展させていってほしいものです。


足立区も
すべて絶えてしまったところから
復活し始めているのですから。





今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いします。

人気ブログランキング