チリに
1000万エーカーを超える
広大な自然保護区が誕生しました。



chile-nationalParque Patagonia

この保護区の誕生には
アウトドア企業の元CEOであるクリスティン・マクディビット・トンプキンスと
アウトドア企業ノースフェイスなどの創業者ダグラス・トンプキンスの二人の
情熱的な自然保護がありました。


彼らが立ち上げたトンプキンス財団が
長年かけて自然保護のために買い集めてきた土地を
自然保護区として政府に提供したのです。


chile-national-parks-toParque Patagonia

ダグラスは、
1990年代にカリフォルニアからチリに移住し
自然を保護する活動を開始。

クリスティンは、
パタゴニアのCEOの仕事から引退して、
1994年にダグラスと結婚しました。
結婚と同時に、夫と共に環境保護活動を行うために
パタゴニアの大自然があるチリに移住しました。

そして
彼らは
チリとアルゼンチンの地域に保護地区を創設するために
約3億ドルを投資してきました。


夫のダグラスは、
2015年にカヤックの事故で亡くなりましたが
その後も
クリスティンは精力的に自然保護区の創設のために尽力してきました。



この自然保護地区のための土地買収は
とても順調ではありませんでした。

地元の人々の反感と強い抵抗が大きかったのです。

トンプキンス夫妻が活動してきた地域は
お金のために自然破壊が当たり前の開発地域でした。

開発開拓による生息地破壊、
巨大な水力発電ダム、
鉱山、
持続不可能な放牧や農業、
環境破壊する養殖業
などが当たり前の状態だったのです。



それらは自然破壊と引き換えに
お金儲けになる。

地元の反発はかなり大きいものでした。


数々の問題を対処しながら
今回の広大な土地の寄付にたどり着きました。



1000万エーカーを寄付するクリスティンと
ミシェル・バチェレ大統領
ccinstagram




今回のトンプキンス財団の保護区創設のための土地の譲渡によって
数多くの動植物が
守られることになるでしょう。




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