オーストラリアの大手スーパー「ウールワース」

ここも
ミツバチに有害とされるネオニコチノイド系農薬の販売中止を決定しました。

woltheguardian.com


ウールワースは
私もオーストラリアにいる時にはいつも利用するスーパーです。
Woolworthswoolworthsgroup.com.au

とてもいい決断をしてくれました。

該当する農薬は6月末を持って販売中止とするそうです。


世界中で発生している蜂群崩壊症候群。

その主な原因の一つとして
ネオニコチノイド系農薬があります。

これは多くの研究によって
その有害性が証明されています。

ネオニコチノイド系農薬は
水溶性であり、
植物の表面につくだけではなく
葉や茎や根から吸収されて、
植物体内全体に農薬成分が浸透するのです。

さらに
残留性がとても高い。


なので
洗っても農薬は落ちることはありません。


EUでは
いち早く
ネオニコチノイド系農薬の使用原則禁止に乗り出しています。


これに世界各国も追従し始めていますが

日本では、
ネオニコチノイド系農薬2種類に関する食品残留基準を大幅に緩和してしまうという
怖ろしいことになっています。

例えば、 
ホウレンソウに使用するニコチノイド系農毒クロチアニジンの残留基準は、 
従来の基準の13倍にまでOKにしてしまったのです。 

マスコミもニュースとして取り上げられません。 

この時の農毒の残留基準変更に当たって、
政府はパブリックコメントを募集していました。
 
当然のことながら、 
ほとんどは基準緩和反対の意見だったのにも関わらず、 
基準は大幅に緩和されてしまいました。 

日本だけ危険な農薬の使用量を増やす決断をしたのです。 

健康を害し、環境を害する、貴重な生き物の命も奪う、
でも
お金儲けになる。


農薬の使用はミツバチがいなくなってからでは遅いと言われています。





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