オランウータン

森の中に住む美しい動物です。
このブログでも何度も取り上げました。

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かつてはオランウータンの楽園だったボルネオ島では、
人によって
意図的に殺されるオランウータンたちが
増えています。


今回新たに発表された論文では
この悲劇的な状況が浮き彫りになりました。

ddcell.com

今回の研究は、
1999年から2015年までの16年間に行われた
38の独立した調査機関が調査したデータを基に
包括的に検証したものとなっています。

すべての地区で
オランウータンは減少しています。

1999年には
ボルネオ島に20~30万頭と推定されるオランウータンの人口ですが、
2015年には
7~10万頭にまで激減。

gr1cell.com



この16年間で
およそ14万8500頭
少なく見積もっても10万頭以上が犠牲になったと推計されました。



今後も
パーム油や製紙用プランテーションなどの拡大が主な原因として、
オランウータンの生息地は減少していくのは止められず、
2050年までには
絶滅危惧種として保護しているにも関わらず
生息地の減少だけに限っても
さらに4万5000頭減ると見積もられています。


これに意図的な殺害まで加えると
オランウータンの将来はかなり絶望的な状況になります。



原因としては
驚くことに
人に殺されるケースがおよそ7割。

オランウータンの住処である森林地帯で
殺されるケースが多かったのです。

地元の人々が
肉を食べる目的で密猟したり、
オランウータンが森を追われて人里に出てきたときに殺すなどがあります。

中には
オランウータンは人に危害を加えないにもかかわらず
なんとなく怖いイメージがあるから殺す
という理由もあります。



最近では
オランウータンの首が川に捨てられていたり、
空気銃で130発も撃ち込んで殺した遺体には
ナタで斬りつけられた傷までありました。
殺した現地の人の中には子供もいました。


残りは
人が生息地を奪った影響によるものです。


つまり
人がオランウータンを殺し続けていることが明確です。


現在のボルネオ島では、
自立して将来にわたり存続できるのは
たったの38の群れしかありません。


オランウータンの殺害には
間接的とはいえ
日本人も加担しています。

スーパーで並ぶ商品は
パーム油製品だらけです。

これらの消費が
オランウータンの殺害と関連があるのです。

「持続可能なパーム油の円卓会議」(RSPO)と呼ばれる認証制度もあります。
でも
この持続可能な採取方法の定義は完全なものではなく、
いまだに
常に書き換えられている状態なのです。


オランウータンの安住の地を増やしていくためには
まずは
パーム油の消費拡大を止めること
これ以上原生林を焼かないこと
森林を再生していくこと
でしょうか。



自分が消費している物に
よく目を向けてみれば
オランウータンを救うために
できることは必ず身近にあると思います。

一人の力は小さくても
少しでも賛同者が増えていけば
より良い流れができます。

大きな川の流れも
一滴の水が集まったものですから。



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