かつて
世界最大の牡蠣の産地
ニューヨークでした。


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北米先住民の土地だったころ
ニューヨークのマンハッタンにはとても美しい海岸があり
新鮮な牡蠣でいっぱいだったそうです。


いまだに
昔の牡蠣礁の名残が残されており
それが自然の堤防となって、
2012年にニューヨークに上陸した大型ハリケーン「サンディ」の時には
防波堤の役割をしていました。

牡蠣は
防波堤になるだけではなく
汚れた海水を浄化する天然の浄化装置でもあります。
牡蠣たった1個で毎日およそ400リットルの海水を濾過しています。



このニューヨークの美しい海岸線も
人の流入と
開発によって消え去り
世界最大の牡蠣の産地も消滅しました。

それは
開発による海岸線の破壊と同時に
住民の排せつ物を垂れ流しにしていたことも
大きな要因だそうです。


ニューヨークも昔は下水道システムは無く
河川から海に垂れ流しにして
汚染していたそうです。


今はどうでしょうか?

ニューヨークの人々の排せつ物は
列車で運び出して
米国南部まで持っていき
まずは埋め立て場に置かれます。

アメリカ合衆国環境保護庁によると
その後
その排せつ物は「堆肥」として
北米南部の農場に撒かれているそうです。


ところが現在
このニューヨーカーたちの排せつ物の行き場を失い
アラバマ州で列車のコンテナごと放置されているようです。


廃棄物管理施設とある地区の裁判のとばっちりです。


裁判が終結するまで
アラバマ州にある人口982人しかいない小さな町パリッシュに
4500トンもの排せつ物を積んだ252台の貨物列車が移送され
そこで
もう2カ月近くにわたって停車し続けているのです。


アラバマ州自体
廃棄物の埋め立てに対する規制が甘いので
持ち込まれているのですが

さらに
パリッシュには
排せつ物の貯蔵を規制するための都市計画法が存在しないため
留め置きに利用されたようです。


pppnaturalnews.com


小さな町では
排せつ物の臭いが蔓延し
たいへんな騒ぎになっているとのこと。



こんな科学が進んだ現代でも
排せつ物をもっと効率的に
その場で処理する方法がないものなのでしょうか。

都会の排せつ物には
食べ物だけではなく、
薬の代謝物や食品添加物、化学物質などが含まれていそうです。
これらを堆肥にして
また食べ物で還元しているのですから・・。



米国中の海岸の水質を調べた天然資源保護委員会(NRDC)は
第20回年次報告書の時に、
「全米の海岸は人間を病気にし、海洋生物に有害であり、沿岸部の経済活動を破壊するほどの汚染に苦しみ続けている」
と報告されています。
その汚染は排せつ物がメインなのです。



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