夏に生まれた犬は、
心血管系の疾患を発症するリスクがより高い

という研究結果が発表されました。

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この研究結果は
サイエンティフィック・レポートに発表されています。

cannature.com


研究では、
250種以上、
12万9778匹のわんこのデータを詳細に調べています。

もともとキャバリアのような心臓疾患にかかりやすい遺伝的素因を持つ犬種を除いた
一般的な犬では
7月生まれの心臓病発症リスク
1月生まれと比較して
74%も高い
という顕著な季節差が明らかになりました。

下の図は
生れた月(横軸)と心臓病リスクのグラフです。

緑色の線が
遺伝性の心臓疾患好発犬種を除いたもの。


オレンジ色の点線は
遺伝性の心臓疾患好発犬種です。



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これを見ると
7月生まれに明らかなピークが来ているのが
よくわかります。




人では
妊娠初期に母親の胎内で夏の大気汚染に晒された人は、
生まれて
成人になってから
不整脈になる確率がやや高くなることが知られています。

今回の研究と人での研究は、
大気中の汚染物質の微粒子に暴露されることが
歳をとってからの心血管疾患発症リスクを上昇させていると推測されています。


心臓病のリスクは
簡単な日常ケアで大幅に低くすることができます。

それは、
朝晩の歯磨きです。




人の生れた月と病気の関係についてはこちら
ひかたま:誕生日と病気の傾向

ひかたま:黄砂と心筋梗塞

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