エピディオレックス

大麻草由来の医薬品エピディオレックスが
米国で初めて承認を受けることになりました。


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この医薬品の主成分は
大麻草から抽出されるカンナビジオール(CBD)です。


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この薬を開発したのは
英国の医薬品メーカー:GWファーマシューティカルズ。

エピディオレックスは、
てんかんの中でも重症度が最も強い
ドラベ症候群とレノックス・ガストー症候群
の2種類のてんかんの治療に使用が認可される見通しです。


同社の株価は
今回の医薬品の期待から急騰しています。




重度のてんかんを患う子供たち120人を対象にした臨床試験によって
この新薬「エピディオレックス(Epidiolex)」
が有効であることが示されました。


ドラベ症候群という1歳未満の乳児が発症する難治性てんかんがあります。
ドラベ症候群は
乳児重症ミオクロニーてんかんとも呼ばれるてんかんで
治療が困難です。

1歳未満のうちに最初の発作が始まり
その後も発作を繰り返すようになり、
重積発作(てんかんが繰り返し続く重度の状態)となることもしばしば起こります。

治療でのコントロールは難しく
通常は複数の薬を同時に併用しながら
発作を減らしていきます。

そこで
この治療のために新たに使われたのが
大麻草の抽出成分でした。

このエピディオレックスを投与された子供たちは、
発作を起こす回数が平均して39%も減少できたのです。
しかも
安全性も確認できています。

この薬によって
多くの子供たちの重度のてんかん治療に
光りが射しこんだと言えるでしょう。



米国での承認を大きく前進させたのに
米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会で証言をした一人の少年サムくんがいます。

サムくんは
重度のてんかん患者であり、
この薬で治療してもらうために
渡英して治療したのです。

大麻を使う前のサムくんは
10年間も発作に苦しみ続け
ひどい時には1日に100回ものてんかん発作を起こしたこともありました。

サムくんは
十数種もの薬によって薬漬けにされ、
厳しすぎる食事療法も課せられ
最後の一年間はステロイドの大量投与も加わり、
心身ともに
ぼろぼろの状態でした。

そして
最後の治療選択しであり
最後の望みが
大麻成分だったのです。


エピディオレックスで治療した現在
サムくんは、
2年半近く発作がない状態を保っています。

彼は将来、
神経内科医になって
多くのてんかん患者を助けたいとの夢を持っています。


諮問委員会でのサムくんの証言の後
てんかん患者の子どもをもつ親たちが、
病気との闘いについて語りました。
その後、
諮問委員会のメンバーたちは「エピディオレックス」を承認するかどうかを採択し
採決の結果13対0で承認すべきという結果となりました。

これは
全米のてんかん患者300万人にとって
とても注目すべきことです。
300万人中、約100万人は現状の治療薬だけでは
てんかん発作が十分にコントロールできていないと推定されています。


世界各国でもてんかんの治療薬として承認された場合には、
今回の新薬の恩恵を受ける患者の数は
最大7,300万人になると推測されています。





ここで一つ懸念があります。
これが医薬品として認可された場合
GWファーマシューティカルズ社は、
大麻分野に注ぎ込んだ膨大な時間と投資の見返りとして、
大麻成分の利用を独占するために
すでに健康食品として広く流通している数百のメーカーの大麻製品を取り締まるように
FDAに働きかける可能性があるということ。

これら市販のメーカーのCBDオイル製品は
品質がバラバラであるという問題はあるものの
一般的に利用できるという利点がありました。

大麻の薬効成分の一つであるCBDオイルは
他のさまざまな病気にも利用できることが
わかっているのです。

品質の差は
技術の進歩によって改善されていくはずです。


これを機に
広く多くの患者が平等に使えるための大麻が
一部の企業と医療従事者によって
独占してしまうことがないように願っています。

なぜこのような懸念があるかというと
日本でも実際にある薬で
似たような計画があるのです。
特定の医療従事者集団が自分たちの利益のために
他を平気で潰してしまう…
とても残念なことです。




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