人は生きている限り誰でも脈拍があります。
心臓が全身に血液を送るためです。


植物には心臓はありません。

でも
樹木にも脈拍があります。



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樹木は
根から水を吸収して
導管という水や栄養分を通す管を通って
幹から枝、葉へと
水を引き上げられます。


導管は、
根から葉の気孔にまでつながっていて
その直径は
数十μmです。
(1μmは、1mmの1000分の1)
髪の毛が約80μmなので、
導管はそれよりも細いものがほとんどです。


植物にはこの導管のほかにも
葉で創られた栄養分を運ぶ師管という管もあります。



セコイアの木などは
樹高が100メートルを超えます。

樹木が
根から一番上まで
水を吸い上げるのは、
今までは
根が水を上に押し上げる根圧

葉で水分が蒸散して水を吸い上げる力
そして
植物体内の水分子が繋がりあう力(凝集力)
の三つによるものだと考えられてきました。


ところが
それに加えて
樹木の幹も枝も
私たちの心臓と同じように
脈動していることが確認されました。

ただし動物の脈動よりもはるかに遅く
数時間に一回の脈動のために
いままで誰も
気が付かなかったようです。


デンマークのオーフス大学の研究者らは
22種類の樹木を対象に
確認した結果
樹木の脈動が判明しました。




これは
研究結果の
モクレン科の常緑高木タイサンボクの植物体の動きをグラフ化したもの。

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樹木の幹も枝も
脈のように動いていたのです。

森に入ったときに
もしも
気に入った木が見つかったら
ぜひ愛情込めて
ゆっくりと抱きしめてみてください。




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