今日は
「君が代から神が代へ」の序章からのほんの一部抜粋とその補足です。

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私たちの中には、自然との分離感が浸透してしまっています。
人は自然の中に生まれたのに、
不自然な生き方をする不思議な生き物になってしまいました。
これはまるで一本の木が山に対抗しようとするようなもの、
小さな波が海から離れようと試みるようなものです。

神(火(か)水(み))の世界にいながら、
物質世界本位の水火と勘違いが始まり、
さらにその物質世界の象徴としての水まで歪んでしまいました。

それが「災」という字に現れています。

これは歪んだ水「巛」が火の上に乗せられた漢字です。

私たちは物質世界での水を整え、
さらに物質世界優先の水火から、
火水の順序の神が代の世界へと直さなければなりません。


すべてが調和のとれた神(火(か)水(み))の世界。
火は、見えない世界の象徴です。
水は、見える世界の象徴です。


この世界で起こるどんな現象でも
まずは
見えない世界でのエネルギーの働きから始まり
それから
物質世界へと投影されて具現化していきます。


順序は
火(見えない世界)で起こり
水(見える世界)へと広がっていく。

すべて
火(か)水(み)の順序で起こります。



ところが、
今の物質世界では
火で象徴される見えない世界をないがしろにして
水で象徴される物質世界を主体にするようになってしまいました。

火と水の逆転です。

つまり
見えない世界よりも物質世界を第一としたことによって
自然の摂理から離れ、
調和の乱れが起こります。


その物質世界を第一主義として、水が歪んだ状態 巛 
火(見えない世界)をその下に置いた状態は、
一言で

という字で表現されています。

自然界の摂理に反した状態です。




この世界で大切なもの、本当に価値のあるものは何でしょうか?

目に見えるものには、さまざまな物質や肉体などがありますが、
目に見えないものには、光や熱や、愛や優しさ、そして命などたくさんあります。


やはり
目に見える世界でも
目に見えないものが最も価値あるものであることは明らかです。




日本の国歌「君が代」を読み解いていくと
さまざまな変化が起こります。


(変化していかないと読み解けないような仕組みがあります)

その変化は
とても素晴らしいもので
ぜひ
解読していく過程での変化を
楽しんでいただくために
一般的には
ほとんどお伝えしたことはありませんでした。


その変化の一つが
物の見方の変化です。



通常
ほとんどの人は
物質界では、
見えるものを基調として物事を遂行しています。

物や現象を観察する時に
見えるものと見えないものの意識の割合を
80% と 20%

とすると

君が代を解読していく過程で
見えるものと見えないものの意識を置く割合が
20% と 80%へと変化していきます。


物質世界にいながらも
見えない世界の方に意識の重点がシフトしていきます。


ここでさらに
他の変化が加わると
面白いことが起こります。

そのお話はまたそのうちに。


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君が代から神が代へ 上巻
森井 啓二
星雲社
2017-12-18





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