ケブネカイセ

標高2103m。

1920px-Kebnekaise_viewikipedia


スウェーデンの最高峰です。
南頂と北頂があり、
南頂は氷河に覆われていますが、
北頂は氷河に覆われていません。
そして
南頂の方が最高峰になります。

ところが
最近の気温上昇によって
北欧でも異常な高温が続いています。

そして
スウェーデンの最高峰ケブネカイセ南頂の氷河も加速度的に解け始めてしまいました。

ストックホルム大学の調査では
過去20年間は
毎年1mずつ氷河が解けていたようです。

ところが
今年7月のたった一か月の間に
南頂の氷河は4mも失われてしまいました。

7月末の計測では、
南頂の標高は2097mまで下がり、
北頂の2096.8mとの差がたったの20cm上回るだけとなりました。

これからまだ高温が続くと予想されており
夏の終わりには
最高峰は南頂から北頂になるのは確実です。



氷河は
世界の気温上昇の象徴的な存在です。

ただ雪が消えるだけでなく
地球上のすべての生態系に大きな影響を与え続けることになります。


こちらも
ひかたま:氷河の後退と消失:南極編


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