核兵器禁止条約
「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約」

核兵器の全面廃止と根絶を目的とする条約です。

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2017年7月7日に
122ケ国・1地域の賛成多数により採択されました。
賛成123、反対38、棄権16で可決されたのですが
なんと
世界唯一の被爆国である日本は
この核兵器禁止条約に
反対票を投じています。


つまり日本は
核兵器の根絶の条約の採択を望んでいない
という明確な意思表明をしたのです。

これは
核兵器の全面廃止と根絶を望んでいないという意思表明に繋がってしまいます。


日本国民で
核兵器根絶を望んでいない人は
どのくらいいるのでしょうか?

国民の意思と政府の意向が
とても大きく乖離し過ぎているのではないかと思います。


この条約の採択には
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が大きく貢献し
ICANは
2017年10月6日にノーベル和賞を受賞しています。


核兵器禁止条約の全文は
各国語に翻訳されていますが、
日本政府は日本語訳を作りませんでした。
(民間企業が作って公表しています)


世界各国が次々と核兵器反対を表明していく中で
日本は核兵器の根絶を実質上拒否し、

米国は
中期的な核戦略の指針となる核戦略の見直し(NPR)を発表し、
実際に、実践で使える小型核兵器の開発を積極的に進めています。

最近映画で出てくる核兵器も
アタッシュケースに入った小型のものばかりですね。

現在米国は
5000を超える核弾頭を保有しています。


それを実践で使えるように再利用するという計画です。


さらに最近は
核を超えた「クォーク融合」の開発も進んでいます。
クォーク融合は、核融合の約8倍も強力なもの。

核融合でさえまともに扱えない人類が
クォーク融合を正しく扱うなんて到底無理なことです。

クォーク兵器が実用段階に入ったら
大国は急に
核兵器廃止を進めることでしょう。



良心と霊的理念を伴わない頭脳中心の科学は
人を間違った方向に向かわせます。

頭と心のバランスをとることで
初めて正しく科学技術を活用できるのだと思います。


世界はこれで平和に迎えると誰が信じるのでしょうか。
日本は
国民の声をこれほどまでに無視して
核兵器禁止条約に
いつまで反対しつづけるのでしょうか。

正しいことを正しいといえない世界の中に
いつまでいるのでしょう。



この記事を書くにあたり
ある英語の単語を入力したら
インターネットが使用できなくなりました・・。






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