シャンティ・モヒラShinti Mohila


今回もいまだ解決の糸口の見えない
民族虐殺にあっているロヒンギャ族の続報です。


シャンティ・モヒラは、
ロヒンギャ族の言葉で
「平和な女性」という意味です。

現在ミャンマーから民族虐殺を受け
バングラデシュに生きて逃げてきた約70万人を超えるロヒンギャ族の人々。

男性たちの多くは
逃げる途中で殺害され
難民キャンプにいる80%
女性と子供たちです。


シャンティ・モヒラは、
国際刑事裁判所(ICC)にロヒンギャ虐殺問題の捜査を要請するために
被害者の証言と署名を集めています。


ロヒンギャの多くの女性たちは
読み書きができませんが、
現在約400人が署名と証言を行い、
正義と自由と平和を求めて立ち上がりました。



ミャンマーは
国際刑事裁判所ICCに加盟していない国です。

ICCの検察官や人権問題専門の弁護士たちは、
管轄外の国であるミャンマーでの活動と権限執行は困難となります。

そこで、
ICCの管轄権である
ICC加盟国で難民を受け入れている隣国バングラデシュにおいて、
国外追放の罪を成立させることになりました。


ICCのこの手法に対して
ミャンマー政府は、「深刻な懸念」を表明しています。
正当な調査と裁きが行われることに反対しているからです。


ccthelily.com


ロヒンギャの女性たちの証言は
衝撃的なものばかりです。

前回もこのブログで少しだけ紹介しました。
(ひかたま:ロヒンギャ難民の親なし子6千人以上


ある女性は
夫と息子を目の前で殺されてから
赤ちゃんは川へ投げ捨てられ
本人と娘は銃を突きつけられて
兵士たちに次々とレイプされています。

そして家を焼かれる・・・・


ある少女は、
性的暴力から逃げるために
5日間農地に這いつくばり
全身を虫に刺され続けながら
草だけを食べて
生き延びました。


ある男の子は
すべての指を切り取られた後
捨てられていました・・・


これだけ多くの被害者が証言を続ける中
いまだ
ミャンマー政府は
否定し続けています。

ノーベル平和賞をもらっている人でも
虐殺に加担しているのを見ると
このような賞に
どれほどの意味や価値があるのか疑問に思ってしまいます。


民間でもミャンマ政府に対する抗議の輪は広がっています。
主要SNSの一つであるフェイスブック社は、
ロヒンギャ虐殺を受けて
ミャンマー軍最高司令官や国軍系メディアなど20の個人と組織を対象に
フェイスブック公式ページを利用禁止としました。
国軍司令部を含むミャンマー政府機関は
フェイスブックを主な情報発信の場としていましたが、
合計で18件のアカウントと52のページが閉鎖となります。




この民族虐殺を公に裁くのには
相当な年月が必要とされるかもしれません。


今回正義のために立ち上がった女性たちは
自分たちが元気なうちに
平和が来ることはないのかもしれません。

でも
自分のことよりも
子どもたちの未来のために正義を得ること
ロヒンギャのアイデンティティが認められ
信仰の自由と教育の機会が得られ
そして
住んでいた土地が返還されることを望んでいるのです。



彼女たちの証言の一部は
ここにも掲載されています。(英語のみ)


このような悲惨な体験を通して
彼女たちも
そして
私たちも
意識を正しい方向に向けて多くを学べたならば
それは、
自分だけでなく
世界全体に大きな愛を拡げる役割を果たすことになると思います。



さまざまな集団で
崇高な目的をもって
改革しようという勇気ある人たちが立ち上がっています。

エゴが増幅された権力構造に立ち向かい
ちゃんと意見を言える光の人たちが増えています。



いまだ
世界中の政府の構造は
国家同士の平和を力の均衡で成り立たせるという
人類がまだ精神的に未熟な時代に作られたものに留まり
固執しています。


光が見えてきた現在
もっと精神的に志の高い国、
武力に頼ることなく
崇高な理念を掲げられる国を目指すべき時期ではないでしょうか。





こちらも
ひかたま:ロヒンギャ難民の親なし子6千人以上、親の半数は殺害されたもよう
ひかたま:国籍の無いロヒンギャ族迫害
ひかたま:ロヒンギャ族虐殺続報
ひかたま;ロヒンギャ帰還問題



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