大気汚染

いまや世界中どこでも見られる環境問題です。

世界保健機関(WHO)は、
2018年10月末に
年間約60万人の15歳未満の子どもたちが
大気汚染が原因で死亡しているという調査報告書を発表し
警告しました。

この報告書では
2016年の1年間だけをみても、
約60万人の子どもたちが、
汚染された大気を呼吸することにより急性下気道感染症に罹り、
死亡したという現実を報告しています。


WHOの統計では、
世界の人の90%以上が大気汚染に晒されており、
15歳未満の子どもたちの93%(18億人)の子どもが、
毎日健康上有害な大気を吸っているという調査結果です。


特に
子どもは、
大気汚染の影響を受けやすく、
5歳未満で亡くなる子どもたちの10人に1人は
大気汚染による呼吸器疾患が原因のようです。



世界で一番大気汚染がひどいのは
モンゴルです。

まるで環境汚染など無縁かのように思えるモンゴルですが、
首都ウランバートルの大気汚染は、
中国の大気汚染大都市として知られている北京の大気汚染の5倍の汚染に達し、
世界基準に比較すると数十倍の汚染になっています。
ひかたま:モンゴル:世界最悪の大気汚染


大気汚染によって
身体にさまざまな有害作用が起こることが判明しています。

それは
子どもや大人だけでなく
胎児も同様です。



妊娠中に大気汚染にさらされた場合
胎児のDNAまで傷つけてしまうことが判明しました。

ベルギーのハッセルト大学の研究です。

airpnaturalnews.com

研究では
2010年2月から2014年12月まで
641 人の妊娠中の女性を対象に
妊娠中の大気汚染濃度と生まれてきた赤ちゃんのDNA検査が
実施されました。

その結果
大気汚染にさらされていたお母さんから生まれた子供は
DNAのテロメアが顕著に短いことが確認されました。




テロメアは、
染色体の末端部にある構造で、DNAを保護する役目を持っています
DNAが、靴紐に例えると
靴紐がほぐれないようについている両端のテープのような役割です。


テロメアが長いと
健康寿命が長くなります。


大気汚染は
私たちの生活や経済活動の結果生じます。


大気汚染の無い世界を創るには
一人一人が
心がけるしかありません。



こちらも
ひかたま:都会の鳥のテロメアの長さ

ひかたま:アーミッシュの遺伝子変異



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