感情のコントロールには、
食事も影響します。

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朝食に高タンパクの食事を摂った40歳以上の男女の場合は、
緊張し易く、
落ち着きが無くなる傾向があります。

これは
タンパク質が、脳のカテコールアミンの分泌を活性化するためとされています。

 
炭水化物を多く摂ると、
女性は眠くなり、
男性は冷静になります。

これは
炭水化物の摂取によって
脳内のトリプトファン濃度が上がり、
セロトニンが放出されることも一因です。
 

また
低タンパク質の食事は、
リラックスする作用があります。

(「臨床家のためのホメオパシーノート」より引用抜粋)


このような
食事と精神状態の関係性は
現在では
多数研究報告されています。 


さて
今回はうつ状態と食事の関係です。


うつ状態では
特に
食物中に含まれている
長鎖n-3多価不飽和脂肪酸とn-6系多価不飽和脂肪酸が
重要な役割を担っていることがわかっています。




長鎖n-3系多価不飽和脂肪酸を多く含む魚の摂取が
うつ病を予防することが
日本医科大学で527人の被験者を対象とした研究で
示されました。

国立がん研究センターの研究チームは
サンマ1.5匹に含まれる量のn-3系多価不飽和脂肪酸を
毎日、3か月程度取れば
一部の精神疾患や心筋梗塞などの患者の不安を和らげる効果が認められることを
発表しています。




一方で、

揚げ物は
n-6系多価不飽和脂肪酸が多く含まれ
感情のコントロールを弱くして
うつ状態になりやすくなることも
同じく日本医科大学で715人を対象にした研究で判明しました。

研究の結果、
揚げ物の消費量が多いほど
逆境に直面してストレスに対処する能力が低下する
ことが明らかになりました。


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ホリスティックの父ともいわれる
エドガー・ケイシーは
「どんな揚げ物も食べてはいけない。」
と述べています。


それは
身体だけではなく
メンタルな部分にも
影響を及ぼします。




さらに
野菜を中心に食べている人でも
農薬によって、うつ状態を誘発することが
20年におよぶ科学的調査で判明しています。


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農薬の成分が
脳神経機能に悪影響を与えます。

これは
50年以上前から指摘されていたことです。

農薬を撒いた農場の周囲の鳥たちが
あまり鳴かなくなっていたことも
ずっと昔から言われていました。

実際に
農薬の成分が環境中で
どこにどのくらいの影響を与え
どう作用してしまうのか
わからないまま
製造され、撒かれているのです。


はやく
農薬を使わない農業が増えてほしいですね。








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君が代から神が代へ 上巻
森井 啓二
星雲社
2017-12-18