生まれつき下半身がない、
ザイオン・クラークさん。

家族もなく、
里親の元を転々とし
苦労して育った彼は

レスリングと出会い、
真剣に向き合い
人生を歩んでいます。

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ケント州立大学で
レスリングに情熱を傾ける青年です。

動画で見る限り
下部脊椎と骨盤が欠損した尾部退行症候群ではないかと思われます。
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彼は
監督と共に
下半身の無い自分の身体の特性を
最大限に活かしたレスリングの戦い方を身につけました。

脚が無い分、
腕の力は発達し、
レスリングで掴まれやすい脚が無いために
押さえつけられにくいという長所も見つけたのです。

体重も軽い分、
同じ体重の選手よりも
腕力など上半身の筋力は優れているのでしょう。








ザイオンという名称は
古代ヘブライ語で聖域を意味する
「シオン」の英語読みです。


ザイオンは
見ている人にも勇気を与えてくれる
根性の人です。




聴力と視力を失い、話すこともできなくなった
ヘレン・ケラー女史は
次のように語りました。
「世の中はつらいことで溢れていますが、
それに打ち勝つことも満ち溢れています。」






上品という言葉があります。

どういう読み方があるか
ご存知でしょうか?

一般的には「じょうひん」と読みます。

仏教では
「じょうぼん」と読みます。

人は
それぞれ
肉体にも精神にも、特性や個性があります。
魂の進化の状態も異なります。

だから
一人一人の個性を見極めて
仏の教えを修行する能力を最大限に引き出すために
人をグループ分けした時に作られた言葉です。

まず大きく三つに分けます。
上品(じょうぼん)、
中品(ちゅうぼん)、
下品(げぼん)。

さらに
それぞれを三つに細分化します。
上生(じょうしょう)、
中生(ちゅうしょう)、
下生(げしょう)。

これで
上品上生から下品下生まで、
9つのグループに分類されることになります。


いまだに
何かを評価する時に使う
上の上、とか、中の上、などと表現されるのは
この仏教の分類に由来します。


これらのグループ分けは
人の優劣を決めるためではなく
人を差別するためにあるのでもなく、
しっかりと個性を見極めることで
その人の能力を最大限に引き出すことにあります。



地球は、
あらゆる精神的階層の人々が
同じように肉体をまとって学びに来る場。


肉体にもいろいろあり、
健康な肉体を選ぶ人、
目が見えない肉体を選ぶ人、
脚のない肉体を選ぶ人もいる。


今までの社会は
健常者が中心の社会ですが、
あらゆる人が
その能力を最大限に活用できる社会になっていくことが
本当の「上品」につながっていくのではないでしょうか。




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