講演会の合間に
京都を一面焼け野原にしたという
「応仁の乱」
勃発の地へ立ち寄りました。

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11年も続いた応仁の乱の長い戦によって
主戦場となった京都全域は
壊滅的な被害を受けて荒廃してしまいました。

誰の勝ちでもなく、負けでもない不毛な戦。

京都の人々は戦火と混乱に巻き込まれ
略奪や物資の不足、難民状態となり
京都御所をはじめとして
公家屋敷や神社仏閣も破壊されてしまいました。


貴重な歴史的文書などの文化財も焼失したものも多いようです。


そして応仁の乱によって
弱体化しつつあった室町幕府の権威は、
さらに衰えていき、
日本各地で戦乱が日常化していくようになっていきます。
戦国時代のきっかけとなったといわれています。

応仁の乱の勃発の地が
京都の御靈神社(上御霊神社)です。

上御霊神社の起源は古く、奈良時代末期です。

ここで毎年執り行われている御霊祭は
京都(洛中)で最も古い祭りとされています。

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この神社の境内は
御霊の杜として
親しまれています。

狛犬もそうとうな年代物です。
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とても静かな境内です。


動画も撮りました。
BGMと共にご覧ください。




人がさまざまな場所に行って
ただの観光ではなく、

心がどのように動くのかをよく観察すること
心にどのような反応があるのかを体感すること

それを心がけることによって
私たちは
学び
成長することができます。



歴史も
教科書の中のものではなく
こうして自分の中で活かすことによって
とても役立つものになります。



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森井 啓二
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2017-12-18