イタリア北西部にある人口120人しかいない小さな町に
スピードカメラが設置されました。

この町は、
ジェノバとフランスのニースの間に位置し、
国道が通っているために
交通量が多いことで
スピードカメラが設置されたのです。



そこでは
予想外のことが起こりました。
カメラ設置後わずか14日間で、
5万8568件のスピード違反が記録されてしまったのです。

speed.autoblog.com
dims.autoblog.com

日本でも
特に高速道路では
ものすごいスピードで走り抜けていく車をよく見かけます。


たいてい、高級な外車が多いのですが、
頻尿か下痢で切迫しトイレ目指しているのではないかと思えるほど
鬼気迫る勢いで追いつき、追い越していきます。

高速道路で乗用車を時速169kmで運転し,
道交法違反で在宅起訴された某元市議の先生も
捕まった時に
「トイレに行きたくて急いだ。」との理由を述べています。
政治家であったなら
正直にスピードを出したといった方が
印象は良いように思います・・。


「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」

最近は特に
日本人の多くが、気が短くなっているようにも思うときがあります。

流通や情報に代表されるように
あらゆるものが早く実現する社会になり
その代わりに
人の気が短くなってきたようにも思います。


江戸時代前期の臨済宗の禅僧である
盤珪 永琢(ばんけい ようたく)和尚の話をご紹介しましょう。

ある僧が、自分が短気な性格で悩んでいました。
自分でも直そうとしたものの
短気な性格はかわりませんでした。
そこで、
盤珪和尚に相談に行きました。

僧「盤珪和尚さま、私は生まれつき短気な性格で困っております。どうか短気を直す方法を教えてください。」

盤珪和尚「そなたはおもしろいものに生まれついたの。今もここに短気がござるか?あらば今ここへ出してごらんなさい。直してあげよう。」

僧は、和尚の言葉に驚きました。急に短気を出せと言われて、戸惑いました
「ただ今は短気はござりません。何かがあった時に、短気が出てくるのです。」

盤珪和尚「然らばあなたの短気は、生まれつきではござらぬな。本当に短気という性格を生まれつき持っているのなら、今ここで出せるはず。それを生まれつきと思い込み、親のせいにしてはいけない。
親は子どもには仏の心を与えるものだ。
今、ここで短気を出せぬならば、それは存在しないからだろう。ありもしないものに惑わされる必要はないだろう。」



中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧達磨大師が
中国禅宗の二祖である慧可(えか)に
「不安があれば、ここに持ってきなさい。消してあげよう。」
といった問答と同じものですね。




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