塩の粒よりも小さな世界最小コンピューター

1mm×1mm

IBMが開発したものです。

ibmresearch.ibm.com


とても極小のシリコン基盤に
数十万個のトランジスターを搭載していて
その大きさにもかかわらず、
1990年代のx86系CPUを積んだコンピューターよりも高性能です。

監視、分析、通信といった機能を備えているため、
ブロックチェーンに活用できます。

製造原価は驚くほど安く
10セント(約11円)以下で製造可能とのこと。

IBMは
近い将来、おそらく5年以内には
日常生活にかかわるあらゆる物に、
世界最小コンピューターチップが取り付けられるようになると予測しています。

流通のグローバル化によって
生産者から消費者に届くまでに
何段階もの流通が絡むこともよくあります。


ブロックチェーン技術が普及するにつれて、
あらゆる製品が
生産された地点から消費者の手元に届くまで、
適切に扱われているかをいつでも監視・確認できるようになるのです。

blockresearch.ibm.com





ブロックチェーン技術が導入されれば
時系列に沿って情報が記録され
あとから改竄することが不可能になるために
正確に情報が伝わるようになります。


例えば
有機野菜に応用した場合、
生産段階からの様々な記録
例えば
その野菜の土壌分析結果や農薬の使用の有無、除草の情報や、収穫時の状態など
細かく記録できます。
さらに
流通過程でも
配送中の温度管理などの変化まで記録可能。

生産者から流通して消費者の手元に届くまで
細かい情報を知ることによって
安全性や信頼性が増し
さらに価格に見合った満足度が高くなります。

ブロックチェーンは
仮想通貨だけでなく
いまだ世界中で横行している食品偽装問題の解決の一つにもなっていくと思います。



ちなみに
現在産地偽装などに関する報告を受け付けているのは
独立行政法人国民生活センター(消費者ホットライン188(局番なし))

農林水産省の食品表示110番
です。


さらに
ブロックチェーンは
今後
さまざまな分野でも応用されていくことでしょう。





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