永久凍土

永久凍土は
北半球の大陸のおよそ25%ほどの面積に広がっています。
永久凍土の厚さは
深いところでは数百mにも達します。

最近は
この永久凍土の急激な溶解
大きな問題となってきました。



永久凍土には
様々な有機物が大量に含まれています。

これら有機物は
微生物によって分解され、
温室効果ガスと呼ばれるメタンガスや二酸化炭素
になります。



永久凍土では、
表層は固く凍っているために、
有機物が分解されて作られたガスは凍土の中にとどまり、
地上に放出されないまま
長い年月の間に
膨大な量が永久凍土内に蓄積されてきました。



極地の気温上昇に伴って永久凍土が融解し始めると
蓄積され続けていた温室効果ガスが
一気に大気中に放出されることになり、
地球温暖化をさらに加速させることが懸念されています。


そして
そのガスによって温暖化が進めば
さらに永久凍土が溶解してしまうという悪循環に陥ります。




現在では
全球永久凍土観測ネットワーク(GTN-P:The Global Terrestrial Network for Permafrost )が作られ、
国際的な協働体制で永久凍土の状態を
多くの地点において長期にわたって観測されています。


その観測結果によると
現在
特にこの10年間で
世界中の永久凍土の温度の上昇が深刻になっている
ことが判明しています。


ppawi.de

ロシアやカナダでは
この10年で 1℃を超える高い上昇率を示している地点も出てきました。

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永久凍土に関する今後の予測は
いまだ未知の部分が大きいと言えます。


スウェーデン北部の永久凍土では
目に見えない凍土底部が
地下水流によって急激に融解してしまったことがありました。


永久凍土の問題は
極地だけの問題ではなく
私たちの生活に直結する問題です。




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