現在オーストラリアでは
異常な猛暑や地震、そして豪雨による大洪水と
異常気象続きです。

オーストラリアのクイーンズランド州では
連日の豪雨により「100年に一度」の大洪水となっています。


すでに各地で土砂崩れが起きているほかに、
今後も「集中豪雨」が予想されていて
さらなる土砂災害の危険性も高まっています。

当局は
「前例のない大洪水」に警戒を呼び掛けている事態となっています。

沿岸の町タウンズビルでは
ロス川上流のダムで、水位の急激な上昇に備えて計画滴放流を実施し、
さらに、
「タウンズビルでは広範囲の地域に前例のない洪水となる可能性がある」として、
「人命・財産への危険」も警告されました。

すでに
水が腰の高さまで上昇して、
市街では広い地域で停電しています。

行方不明者も出ています。



もちろん
この洪水に戸惑っているのは
人間だけではありません。


クロコダイルも

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クロコダイルは
流れの速い場所は好まず、
静かな場所を求めて
彷徨っています。


洪水で町中まで水に浸っている状態のため
クロコダイルやヘビまでもが
住宅街へ入り込んでしまっていることが報告されています。

9344694-6664549-The_local_wildlife_Townsville_locals_wdailymail.co.uk


市街地のどこにクロコダイルがいるのかわからない状態です。


croctwitter.com/BBCWorld/



でも、
クイーンズランドの警察は
もっと怖いものをツイッターで警告しています。

queentwitter.com/QldPolice

どうせクロコダイルがいるから、
と警告しても誰も聞く耳をもたないでしょう。
でも、
洪水の中で遊ぶ際に注意してほしいことは
ご近所さんのうんちの中で遊ぶのと同じことを知っておいてください。

というような内容です。




クロコダイルは
本来はとても優しい動物です。

過剰な恐怖による「駆除」は避けてほしいと願います。


私は
野生のクロコダイルと共に住んでいたことがあります。

川のほとりを歩くときには
日向ぼっこしているクロコダイルを驚かせないよう
そっと歩いたことを思い出します。

音を立てると
池のほとりにいるカエルのように
あわてて
川の中へ入っていってしまいます。

とても繊細で、
お互いを尊重して共生している状態であれば
人を襲うことはありませんでした。


人も
動物も
無事でありますように。


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