日本の国土に拡がる放射性物質に加えて
また
政府は
大切な国土に毒を撒く基準を
段階的に大幅に引き上げてしまっています。


特に
世界的に大きく問題視されているグリホサート
最初の人気商品名ラウンドアップとして
世界中で販売されました。


その後
健康被害が続出し、
さまざまな研究機関でも
グリホサートの有毒性が指摘され続けています。


44584178_303dw.com



先進国の多く政府機関は、
グリホサート使用禁止の方向へ動き

また
海外では小売店でも顧客の健康を気遣い、販売中止にするなど
反グリホサートの動きが強まっています。


一方、
日本では
テレビCMをはじめ
どこのホームセンターでも大々的に推奨されています。


日本がラウンドアップ大国となったのは
ネットに一時期で回った不確かな情報では
モンサント社の日本の代理店の社長と
厚生省の担当の長が
一族の繋がりがあるから
という話もありました。
これが本当かは
わかりませんが、
あまりに不自然な緩和であることは確かです。



日本は
農薬大量消費国。




ネオニコチノイド系の農薬は
子供の脳の発達にも悪影響を及ぼす可能性があり
さらに
農業の根幹にかかわるミツバチにも有害だと判明し
世界的に禁止する方向に動いています。

でも
2015年5月に
日本だけは
このネオニコチノイド系の農薬の食品残留基準を
大幅に緩和してしまいました。


例えば、 
ホウレンソウに使用するニコチノイド系農毒クロチアニジンの残留基準は、 
従来の基準の13倍にまでOKにしてしまったのです。 

マスコミもニュースとして取り上げませんでした。 



そして
2017年12月には
またしても
世界各国の動きに逆行して
日本政府は
グリホサートの残留基準値を大幅に緩和
してしまいました。



ライ麦やソバでは150倍、
ヒマワリの種子では400倍
という大盤振る舞いの引き上げ。


これも
マスコミもニュースとして取り上げられません。 


なぜ
日本国土を毒で汚すような
こんなにもひどい判断を行うのでしょうか?


かつての農薬大手モンサント社は
米国政府の貿易戦略に深く入り込んで指導していました。

そして
米国政府の遺伝子組換作物の導入に反対する国に対する報復リストまで作成していたことが明らかになっています。


日本政府は
そんなお金儲けのための圧力に対して
国民を犠牲にしたのでしょうか?







放射性物質では
日本政府はとても不思議なことに
日本全国の詳細な土壌汚染調査を行いません。


以前
原発から約50km離れた福島の雑草から、
100万Bq/kgを超える高い放射能が検出されたことがありました。

福島県は直ちに政府に連絡しましたが、
政府によって公表されたのは、
報告した場所とは別の場所の6千分の1の低いデータだけでした。


やるべきことをあえてやらない。

日本政府がポンコツだったF35戦闘機に
1兆円もの散財する余裕があるのであれば
そのほんの一部のお金で
実施できるはずのことです。


福島第一原発事故当時
放射能は原発敷地からは広がらないと
言っていた専門家たちは
全くその言葉に責任は取らず
沈黙のままです。


正しい理念を持った専門家もいました。
そのうちの一人の教授は
内閣官房参与になりましたが

間もなく辞任。
その辞任の時の文章を読むと
日本政府の対応に関して、隠蔽や放射線審議会の無視、国際的基準の無視、政治の中枢における人間性の欠如があることがうかがわれます。

正しい理念を持ち続ける人は
政府内にいることができなかったのです。




みんなのデータサイト
というサイトがあります。

福島第一原発事故後に
各地にできた市民放射能測定所がつながった市民グループが作っています。

この組織では
「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を行いました。

原発事故後に、国が放射能の測定対象地域として指定した東日本の17都県で、
3,400カ所の土壌を採取・測定し、地図で分かりやすく示したのです。

世界的に通用するデータにするために、
深さ5cmで1リットルの土を採取するという
チェルノブイリで行われた方式に統一して
放射線を測定しています。


この結果は
書籍化され
販売されています。
cloud2みんなのデータサイト

自分たちのことは
自分たちで知り、守るしかない。



原発事故当時
日本政府は
「直ちに健康に影響は無い」
という責任逃れにしか聞こえない言葉を繰り返していた時に

チェルノブイリ事故専門家ヤブロコフ博士が記者会見を開き
次のように述べています。

「日本政府は国民に対し放射能被害を過小報告している。「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。放射能の影響は7世代に及ぶのだから。」



チェルノブイリ事故処理班生存者は次のように語りました。

「政府発表を鵜呑みにせず自分の身は自分で守れ」




ある歴史学者は次のように言いました。

「政府は嘘をつくものです。ですから歴史学は、その偽りを理解し、政府が言うことを鵜呑みにせず判断するためにあるのです」

そして
天才ダジャレ家のデーブ・スペクターさんはこう言っています。

「政府は、セーフ(Safe)ではない。」





政治は
本来は
国民の幸福を願い
美しい日本を治める
政(まつりごと)であるはずです。


国の土台である国民の声に無関心だったり
国民の健康的生活を犠牲にする利益優先主義となり、
権力者の都合で事実を歪めたり、
しがらみや経済優先の政治が
どうして当たり前になってしまったのでしょうか。


多くの権力を持った人は、
自分の周りに世界を作り、
都合の悪い物は隠し、
自分に利益の無いものは排除し、
分裂を生み出していきます。

分裂により、
内面的にも外面的にも対立が生じます。

そして
本当の理念と離れていく。


慈悲、思いやり、喜び、平等心の欠如した政治は
とても幼稚に思えるのです。





そして
これは
私たち一人ひとりの心の中の写しでもあると思います。


私たちの中にも
同じような幼稚性が存在し、
それを見つめて
一歩成長するための
学びの機会でもあります。




今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いします。

人気ブログランキング