世界中で山火事が頻発しています。

オーストラリアは今夏。
タスマニアでは
貴重な原生林が壊滅状態となったところもあります。
(ひかたま:タスマニア森林火災で原生林の古代種に絶滅の恐れ


そして
目に見えない水面下でも
気候変動による
山火事のような壊滅的被害は
拡がっていました。


海の中です。

海の生態系は
海水温が安定していた時期には
とてもよいバランスが保たれていました。

海水温の安定は
陸上や大気の異常気象を安定化する役割も担っていました。


ところが
最近、海水温が上昇しはじめています。


海水温の上昇は
地球規模の大気の気温、気流、降雨量、気圧の変化に大きな混乱を引き起こし、
異常気象を加速させてしまうことになります。

さらに
水が暖かくなると膨張する性質を持っているために、
海水温の上昇によって海水全体の体積が増えています。

これは
海抜の低い島や沿岸部では死活問題となってくるはずです。

他にも海水温上昇はたくさんの影響があります。


そして
海面下でも
大きな影響が
一気に拡大していることが最新の研究で明らかにされました。



海洋の温度は
大気に比べて変化しにくいのですが、
一度変化し始めてしまうと
その状態が長く続きます。



陸上と比べて
海の中の温度の上昇は
とても深刻な問題となります。

たとえば
サンゴ礁
海水温が1.5℃上昇すると
70~90%が死滅します。

2℃の上昇で99%が死滅します


それに伴いサンゴ礁で暮らす多種多様な生き物たちも
壊滅的な被害となるのです。


ケルプなどの海藻も
急激に死滅が始まっていることが報告され始めました。



IPCC気候変動に関する政府間パネルが発表した「1.5℃特別報告書」は、
科学的な見地から推測した気温の上昇の影響を調べた報告書です。

産業革命前の気温から1.5℃上昇です。
すでに1℃上昇してしまいました。

それによると
外気温が1.5℃上昇すると
世界の漁獲高も150万トンも減少するとの試算がでています。
2℃だと300万トンを超える減少です。

それだけ海の生物に影響があるということ。


海では
基本的に海水温は安定しているものの
わずかな気温と海水温の上昇が起こってしまうと
加速度的に被害は拡がることが判明しています。


この図は
1925~1954年までと
1987~2016年までの海水温を比較した図です。


Ocean-heat-waves-Smtheguardian.com

かなり深刻なのは
一目瞭然です。



こちらは
海水温が異常上昇した日数です。
ここ数年、急激に悪化しています。
グラフの一番右端です。


Ocean-heat-wave-dtheguardian.com



どんな物事でも
見えないところから始まりますが、
地球環境においても
文字通り水面下で急速に進行しているのです。



人は
自分と関係ないと思っていることには無関心です。
でも
実際には密接につながっています。



陸上にいる私たち
一人一人が
できることは
たくさんあります。




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