最近は
人工的な香りをつけようと
人工香料が持続する柔軟剤

消臭除菌スプレー
などを使う人が急増しています。


私は
化学物質過敏症なので
人工香料の臭い人には
絶対に近寄りません。



やはり
同じように人工香料を嫌う人は増えているようで
「香害」
として知られています。

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実際に
健康被害にまで発展する人も相当増えています。


香料の一部には発がん性が確認されているものもあり、
また
内臓に炎症を引き起こしたり
内部撹乱作用を持った怖いものまであります。


どうして
そんな臭いものをお金を出してまで利用するのか
私には
理解できません。


香料による死亡事故も発生し
また
意図的に香料過敏症の夫の近くで香水をつけた妻が
殺人未遂として逮捕される事件も発生しています。



韓国では、加湿器に入れた物質によって200人以上の死傷者が発生し
消臭除菌スプレーが社会問題に発展しました。



これは
家庭内で飼育されている犬や猫などの動物たちでも同様で
人と同様に
高残香性柔軟剤や消臭除菌スプレーによる健康被害報告が出始めています。


人では
疲労感、喉の痛み、頭痛、吐き気、めまい、体調不良、関節の痛み、微熱などが多いようです。

実際には
自分の体調不良や全身の倦怠感が
香害だと思っていない人も
かなり多くいるはずです。

そもそも健康な人は
そう簡単に疲れないはずですから。



動物では
「元気がない」
「食欲がない」
「横になって動こうとしない」
「呼吸が苦しそう」

などが主訴になる場合が多いようです。




高残香性柔軟剤や消臭除菌スプレーの成分の一部は
「企業秘密」とされ
毒性が公表されていません。

以前他の国で
消臭除菌スプレーの被害が続出し
製造元企業へ成分の開示を求めて大騒ぎになったことがありました。



香料は
基本的に
シックハウス症候群と類似した揮発性有機化合物の一種です。


一つの商品に
数種類から数十種類も化学物質を入れながら
成分表示には
ただ「香料」とかけばよいのです。

布用消臭剤は
薬事法の対象外でもあり
詳細な成分表記は義務付けられていません。


日本では
香料に対する規制はなく
無法地帯なのです。


この香害をさらに悪化させたのが
マイクロカプセル技術。


マイクロカプセルは
直径1nm~1μmという極微小なカプセルです。

ちなみに花粉の大きさは約30μm、
PM2.5として知られる汚染物質は2.5μmです。



このマイクロカプセルの中に化学物質を入れて
こする・叩くなどの物理的な刺激によって
カプセルが破壊されて
内部に入れてある化学物質が放出される仕組みを利用しています。


このようなマイクロカプセルを柔軟剤に入れることで
臭いにおいを持続させることができます。

問題は
人工香料の化学物質自体の問題だけではなく
マイクロカプセルの大きさでは
人体内部にまで容易に浸透してしまうことにあります。

マイクロカプセル自体の素材にも
有害物質が使われているからです。

メラニン樹脂、メラニン・ホルムアルデヒド樹脂、ポリイソシアネートモノマーウレタン樹脂など
聞いただけでも怖くなる成分です。

中でも最も怖いのは
イソシアネートを使った樹脂。

微量でもかなりの毒性を示すことが知られている物質です。


高残香性柔軟剤や消臭除菌スプレーには
除菌効果のある成分として第四級アンモニウム塩も含まれています。

これは
細菌を殺す効果があるのですが
それだけにとどまらず
生体の細胞にも傷害を与えます。

マウスを使った実験では
さまざまな臓器への悪影響や新生児の死亡率の上昇が確認されています。


その他にも
有毒成分てんこ盛りの商品を
なぜお金を出してまで購入するのか
理解できません。


自分はよい匂いだと思っていても
周りにいる人たちにはとても不快な臭いであることも多いと思います。



海外では
このような有毒な香りに対して
法的な規制が始まっています。


でも日本では
いつもの通り
大企業が行うことは野放し状態です。


このままでは
都会に住む大部分の人の身体が
知らない間に
ゆっくりと蝕まれていく可能性があります。


それも
一部の企業のお金儲けという欲望のために。

本当に消費者のためを思っている企業であれば
こんな商品は製造販売しないはずですから。



化学物質過敏症とその予備軍の人にとっては
テロ行為に近いものです。



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