政情不安と経済崩壊によって国全体が混乱状態にあるベネズエラ
3月7日午後に発生した
全国の大停電。

すでに停電の影響で
主要都市の交通は麻痺し、
水の供給は止まり、
とても少ない食料まで腐敗する事態になり、
治安も悪化し
死者も出ています。

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停電の影響で各地で断水が相次いでいます。
首都カラカスでは、
破裂した水道管の水や川の水に人々が群がっています。
飲み水の確保は
重要です。
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川の水を汲みにくる人々
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ショッピングセンターも停電では
ほぼ廃墟のようになってしまいます。

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冷蔵庫も使えないため
新鮮な食料を買って保管することもできません。

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もちろん
カード決済や現金自動預払機も利用できません。

自家発電装置のあるガソリンスタンドには
車の列ができます。
ガソリンはとても貴重品となります。
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経済崩壊により
インフレ率が高く
お金はほぼ紙切れ同然です。

2019年初めの時点で
インフレ率が 年100万~250万%超え

100円ショップが
あっという間に
2億円ショップになったようなもの。

さらに
国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し」によると、
数年で1千万%まで上昇すると予測されています。

100円だったものを買うのに
10億円必要になるのです。



これが
ほんの数年前まで
経済的に安定し、豊かだった国の現在の状況です。

路上には
紙切れ同然となった高額紙幣が木に刺さっています。
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大きな病院には
かろうじて自家発電装置がありますが、
医療機器が動かない病院もあり、
病院で多数の入院患者たちが亡くなってしまいました。

人工呼吸器が停止して亡くなった患者さんもいます。

人工透析患者さんや新生児集中治療室の赤ちゃんたちは
電気が命綱となります。

非常用電力設備が整った別の施設に必死に移そうする患者の家族たちも多くいますが
受け入れ態勢ができていないようです。
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夜の景色
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スーパー
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路上で
食べられるものを拾う人たち

食料もなく
残飯をあさるしか生きていく方法がありません。

生まれたばかりの赤ちゃんは
お母さんが栄養失調で母乳の出ず
ミルクもありません。


マドゥロ大統領は
国境を封鎖して
外国からの人道支援物資の搬入を阻止してしまいました。

ベネズエラとブラジルの国境では、
援助物資を受け取ろうとした市民たちにむけて、
政権側が発砲して死傷者まで出ています。

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他の国に逃げる人たち。
すでに340万人を超える人たちが
母国から逃げています。

写真は、ベネズエラとコロンビア国境です。
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スマホは
やはり重要な情報源となります。
スマホの手動充電器は
とても大切です。
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マドゥロ政権は、
この大規模停電の原因について
「米国からのサイバー攻撃」
と主張しています。

これに関して
マドゥロ大統領に敵対して暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長に対する捜査も始まっています。

ベネズエラの通信情報相は
12日に停電がほぼ全面復旧したと国営テレビで発表しましたが、
実際には
電力・給水ともに完全復旧には至っていないようです。

何よりも
電気がないのにテレビで発表しても
視聴することはできません。


早く
ベネズエラに平和と安定がやってきますように。




国土全体が長時間停電になるという
この悲惨な現状は、
電気に頼る現代社会では
決してベネズエラだけの問題ではありません。


日本でも
大規模地震が起きた時には
もっとたいへんなことになるのです。

しかも
確実に来ることがわかっている。

水、保存食、スマホの手動発電機など
必要不可欠なものは
準備しているでしょうか?



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