忍耐


忍耐は、
人が霊性を進化させる上で必要不可欠な資質です。

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高次元の意識に到達するために、
まず必要な資質は
「忍耐」です。



高次の領域では、
忍耐力に欠けた人が達成できることは何もありません。




忍耐力の欠如は、
心の乱れを誘発し、

高次の領域の繊細な能力を閉ざしてしまいます。






多くの人は忍耐を、

じっと我慢して耐え忍ぶこと」

だという認識を持っています。



それだけでしょうか?




忍耐には、二段階あります。

最初は、
「我慢して耐え忍ぶこと。」
困難や辛いことがあっても、
心を押し殺して
じっと耐えます。
受け身の忍耐の形です。




次の段階では、
困難や辛いことがあっても、
心を深い意識の中に保ち
「真から平安で、心を愛で満たすこと。」
積極的な忍耐の形です。



これが
本当の忍耐の正体です。



心が静寂の中に安定し、
愛で満たされていれば、

どんな困難でも辛いことがあっても、心は平静でいられます。

このような境地に到達することが
忍耐の本当の姿です。



忍耐を
受け身の忍耐から積極的な忍耐へと変容させるには、
何度も何度も困難に直面し、
克服していくしかありません。



人生さまざまな場面で、
プチ忍耐が必要なことがたくさんありますよね。


それは
忍耐を学ぶいい機会。




という字は、
の上にを載せています。


刃を作るには、
何度も何度も鋼を心を込めて叩いて、作られます。

そうして立派な刃物となる。

ぽんっと一回二回叩いただけで名刀を作ることは不可能です。

名刀ほど
心をこめて
何度も
叩かれるものです。


名刀を作る鍛冶屋は
心をこめて繰り返し刀を叩きつづけます。

この工程は、
鉄の形を整えているのではなく、
繰り返し叩くことによって鉄の結晶が微細化されて
結晶の方向が整い強度を増すのです。
さらに、
結晶が整うと同時に、鉄の中に含まれる不純物が叩き出されるのです。


名刀のを優れたものにするために
すべての工程が
とても丁寧に
とても慎重に
行われます。


しっかりと叩かれて鍛錬された刃は、
叩かない刃と違い、
はるかに衝撃に強い、柔軟かつ強靭なものとなるのです。


人の忍耐も
名刀と同じです。

あまり叩かれないうちは
受け身の忍耐ですが、
繰り返し叩かれるうちに
積極的な忍耐へと変容していきます。





人は
生きているうちは何度も何度も困難に直面します。

その時に
心をこめて対処することで、
耐を少しづつ学んでいく。



それは
優れた刃をもつ名刀の作られ方と同じです。



心の鍛錬は
一度に学ぶよりも
少しづつ一歩一歩学んでいく方が
確実に成長できます。




忍耐では

困難に直面した時に、
耐え忍ぶという受け身な態度だけでなく
より優れた忍耐を身に着けるためには

心の安定を求める積極的な行動が必要とされます。




エドガー・ケイシーは、
そのリーディングの中で
「忍耐は愛が姿を変えたもの」
と言いました。




忍耐が、
我慢することだけではないと理解できたら、
意識は大きく変わってきます。




いきなり大きな結果を期待することも、
忍耐力の欠如につながります。


それよりも
日々、目の前の小さなことの達成に喜びを見い出すことです。


その小さな喜びの積み重ねが、
知らず知らずのうちに忍耐を育てることになるのです。




「君が代から神が代へ」からの抜粋でした。

君が代から神が代へ 上巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18





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