シャンハイハナスッポン(学名:Rafetus swinhoei)

とても希少な超巨大化するスッポンです。
世界最大の淡水カメです。

現在、
世界に3匹しか確認されていません。

Rùa_Đồng_Môwikipedia



かつては
主に、
長江(揚子江)などの中国内陸部を流れる大きな河川につながっている淡水の湿地や沼地の泥の中に生息していました。

1970年代から90年代にかけて
人々は
次々とこのカメを殺していき、

今月初めまで、
生き残ったシャンハイハナスッポンは
たった
世界に4匹だけ。


中国の蘇州動物園に2匹
ベトナムに野生の個体が2匹。


今月中国の動物園で飼育されていたオスメスのつがいのうちの
メス1匹が亡くなりました。

蘇州動物園では
望みをかけて、
園内で飼育している推定年齢100歳を超えているオスの精子を
このメスに注入して人工授精を試みました。

でも、
メスはその翌日に亡くなりました・・。



食用や薬用のために乱獲され、
さらに
開発による生息地の破壊、
生活排水や有毒物質による水質汚染などによって
生息数は激減しました。


希少な種にもかかわらず
つい最近、1990年代まで
甲羅を採るために殺したり
食用に用い、
骨は記念品にされたそうです。


こちらは
ベトナムの個体の動画です。


この短期間で
一気に殺されてしまった巨大スッポンたち。

記念品として
このスッポンの頭の骨を持つ人は多いようです。


いまの人間中心の自然破壊を止めない限り
未来の動物園は
こんな感じになるのかもしれません。

gmoz01





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