ズワイガニ
深海に生息する大型のカニで
冬の日本海の味覚の代表的存在でもあります。
「ズワイ」とは、
細い木の枝のことを指す古い言葉
「楚(すはえ)」
が訛ったものとされています。
生息域は、水深50 ~1,200mの砂泥底ですが、
主に
水深200~600mの深海と水温0~3℃の冷たい海域を好んでいます。
日本各地で
呼び名が違います。
有名な名には、エチゼンガニやマツバガニなどがあります。
wikipedia
現在ズワイガニの稚ガニの減少が続いています。
1999年に調査を開始してからの
最近20年間のデータでは最低の基準にまで減少中。
しかも
原因不明です。
日本海側の漁獲量は平年並みですが、
稚ガニの数が激減しているのです。
今後の生存率や成長率を推定すると
ズワイガニの成体が将来激減する怖れがあります。
新潟の日本海区水産研究所の研究チームの調査では
3年後には
現在の約半分に落ち込むとの予測しています。
調査の結果では
雌の産卵数は平年と同じらしく、
産卵してから孵化し、稚ガニになるまでの期間に
何らかの原因で激減していることになります。
先日訪れた伊豆の狩野川でも
モクズガニが激減しているようです。
お土産屋さんでも
カニが減少してきたので
「在庫が無くなり次第カニ汁は終了」
との看板がでていました。
カニを大切にするには環境への配慮がかかせません。
「時はカネなり」に加えて
「時はカニなり」
です。
(・∀・)
ちなみに
海の生き物は生きている時には
一匹、二匹、・・・と
匹で数えることが多いのですが、
市場に入ると
サンマやイワシのような細い魚たちは、一本、二本、・・
ヒラメやカレイのように平たい魚たちは、一枚、二枚、・・・
そして
イカやカニは、一杯、二杯、・・
と
「杯」を使います。
この言い方の由来には
さまざまな説がありますが、
イカは、優勝杯のように見えるからとか
とっくりにしてお酒を飲めるなどの説が有力なようです。
カニも甲羅でお酒が飲めますね。
アワビの殻もカニの甲羅に似ているので、一杯と数えられることもあるようです。
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深海に生息する大型のカニで
冬の日本海の味覚の代表的存在でもあります。
「ズワイ」とは、
細い木の枝のことを指す古い言葉
「楚(すはえ)」
が訛ったものとされています。
生息域は、水深50 ~1,200mの砂泥底ですが、
主に
水深200~600mの深海と水温0~3℃の冷たい海域を好んでいます。
日本各地で
呼び名が違います。
有名な名には、エチゼンガニやマツバガニなどがあります。

現在ズワイガニの稚ガニの減少が続いています。
1999年に調査を開始してからの
最近20年間のデータでは最低の基準にまで減少中。
しかも
原因不明です。
日本海側の漁獲量は平年並みですが、
稚ガニの数が激減しているのです。
今後の生存率や成長率を推定すると
ズワイガニの成体が将来激減する怖れがあります。
新潟の日本海区水産研究所の研究チームの調査では
3年後には
現在の約半分に落ち込むとの予測しています。
調査の結果では
雌の産卵数は平年と同じらしく、
産卵してから孵化し、稚ガニになるまでの期間に
何らかの原因で激減していることになります。
先日訪れた伊豆の狩野川でも
モクズガニが激減しているようです。
お土産屋さんでも
カニが減少してきたので
「在庫が無くなり次第カニ汁は終了」
との看板がでていました。
カニを大切にするには環境への配慮がかかせません。
「時はカネなり」に加えて
「時はカニなり」
です。
(・∀・)
ちなみに
海の生き物は生きている時には
一匹、二匹、・・・と
匹で数えることが多いのですが、
市場に入ると
サンマやイワシのような細い魚たちは、一本、二本、・・
ヒラメやカレイのように平たい魚たちは、一枚、二枚、・・・
そして
イカやカニは、一杯、二杯、・・
と
「杯」を使います。
この言い方の由来には
さまざまな説がありますが、
イカは、優勝杯のように見えるからとか
とっくりにしてお酒を飲めるなどの説が有力なようです。
カニも甲羅でお酒が飲めますね。
アワビの殻もカニの甲羅に似ているので、一杯と数えられることもあるようです。
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コメント
コメント一覧
今まで当たり前のように食卓に上っていた命は、昔話になる日が来るかも知れない。
図鑑の中でしか出会えない思い出にしたくないから、今日という一日を大切に生きたい。
時はカニなり~っ
一番の理由は、カニは美味しいから。
どの生き物も美味しいカニを捕まえようと正面から向かってきます。魚たちは、岩の上にいるカニを後ろや横からは狙えませんので、正面から襲います。そして、カニも岩の上にいるから、後ろには下がれません。横が最も効率的です。
人でもボクサーがストレートパンチをうけたら、さっと横に避けるのが最も効率的ですよね。
そのため、体の構造も横に素早く移動できるように作られています。
こうした体の構造で岩の上でお食事するから。やはり横に移動しながらが楽なのです。
美味しい生き物は、逃げる能力が高いのです。カニのハサミはチョキでも、味はグー。
それぞれの生き物たちの生態の中に、どんな環境で進化をとげてきたのかが隠れているんですね~っ
『カニさんが横歩きなのは、美味しいから~っ』
予想外の答えに、カニさんは横ですが思わず首を縦にふってます(笑)
はーい、誰も美味しいからとは書いていないのではないでしょうか?
ほとんどの人は、身体の構造上、横にしか歩けないというのを理由にしていますが、それは理由ではなく結果です。
やはり美味しいから、生息地で最も逃げやすい構造に進化したのでしょうね。
先日東京での講演後にスタッスの方々とカニ屋さんの前を通ったら、なぜか皆さん、店先のメニューを見ながら横歩きになっていました。これは謎です。