ボツワナ共和国

ボツワナは
野生のゾウの生息数が
アフリカ大陸で最も多い
世界で最後のゾウの楽園です。


でも
この地球上最後のゾウの楽園を
ゾウの狩猟の楽園とすることが
決まりました。




以前このブログでも
ボツワナ政府が
野生のゾウたちを殺して
ドッグフードを作る計画を阻止する署名運動をご紹介しました。

でも
署名は届かず
ボツワナ政府は、
5月22日から正式に
ゾウの狩猟解禁
を行いました。


「トロフィーハンティング」解禁です。

トロフィーハンティングとは、
遊び目的で大型動物を殺す行為ことです。

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現在
地球上のゾウが次々と殺され
絶滅の危機に瀕している深刻な状況の中で
今回のゾウのトロフィーハンティングや狩猟の解禁は
世界中からの非難の声が上がっています。



政治家たちが
解禁を支持するのは
表向きは人の住む集落に近づくゾウとのトラブルのため、
としていますが
実際には
選挙の票や政治献金や裏で動くお金が欲しいからという専門家の見方もあります。


10月に予定されているボツワナ選挙に向けて、
狩猟解禁を支持している富裕層の有権者たちを懐柔し、
さらに農村部の票も獲得する手段でもあるのです。



新大統領に代わってから
ボツワナでの密猟が拡大しています。

さらに
ボツワナ政府は
象牙の輸出まで合法化しようとしています。


表向きは国民のためという美辞麗句の裏では
票やお金が目的なのは
どこの国でも同じようなものでしょうか。




環境保護活動家たちは、
トロフィーハンティングなどの狩猟では
村の人とゾウの衝突の問題は
解決できないことを訴えています。


農作物を荒らすなどの問題を引き起こすゾウは、
一般的に親子連れの群れや若いオスの群れですが、
実際に
狩猟によって殺されてる対象は
集落から遠く離れた場所で静かに暮らしている牙の大きなゾウなのです。



人とゾウの衝突を避けるという名目で
人里から遠く離れた大きなゾウを殺し
キバを持ち去っているのが現状です。


つまり政府の言っていることに大きな矛盾があるのが
現場では明らかなのです。



トロフィーハンティングや象牙の取引で利益を出すのは、
あまりに刹那的で視野の狭い考えに基づいています。


それよりも
野生のゾウを見学する観光収入の方が
持続的に
より多くの収入をもたらすはずなのです。


ボツワナは
かつてはダイヤモンド鉱山によって国益を依存してきました。
そして
今は観光産業が国の収入を支え始めています。

ゾウを殺し続けるのであれば
それも長くは続きません。



いずれ
地球上からゾウが消えないと
反省しないのでしょうか?




かつては熊本県にもクマが生息していましたが
すべて射殺して
絶滅させてしまいました。

いまは「くまモン」しかいません。

誰も反省しているどころか
熊本にクマがいたこと自体
忘れ去られています。


ゾウも
そんな存在になってしまわないよう

地球上の人類の英知と慈悲が試されています。




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