気候変動で被害を受けるという理由で
企業や国を相手取った
気候変動訴訟が世界各地で始まっています。


司法の力によって
気候変動に対する国策を変えていこう
とする動きです。

現在
世界20か国で
1,000件を超える気候変動訴訟が争われています。


一般市民や環境NGO、地方自治体などが
気候変動による住民被害への損害賠償を求めたり、
環境対策の強化を求めています。


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気候変動訴訟の例としては、

米国では石炭火力発電所の建設計画が次々と中止になった例があります。

オランダでは、
環境保護財団が、国の気候変動対策の不備を訴えて
勝訴。
オランダは、環境対策にさらに力を入れることになりました。

国を超えた訴訟もあります。

ペルーの農民たちは
温暖化による氷河湖の水量が増えたことで
洪水のリスクが増大したとして
ドイツの電力会社を訴えています。

ルイジアナの気候変動訴訟では
7000年以上かけて形成された美しい海岸線をたった数十年で破壊されたケースを取り扱っています。


日本ではまず数が少ないものの、二例あります。
仙台の石炭火力発電所の運転差し止め
神戸の石炭火力発電所の増設中止と稼働中止を求めた裁判があります。


環境保護には
このような解決策しかないようなものが多くあります。

でも
国や企業が証拠を巧みに隠滅するような現代社会では
なかなか上手く改善できないことが
残念です。

一年間で
殺害される環境活動家の数は
100名を超えているのです。




明らかにしたい環境問題は
たくさんありますよね。


環境問題は
一部の地域に限定するものではなく、
地球全体の問題です。


それが
利益優先社会の中で
環境汚染・環境破壊が平然と行われています。

私たちは
未来世代の影響まで考慮して
すべての物事を決める必要がありますが、
お金と欲望の魔力がそれを阻みます。

金銭的価値観と離れて
理念ある行動が必要なのは明らかなのですが
なかなかそれが出来ません。



生き物や環境に毒だと知りながら、
製造販売や開発を続けている企業は、
いまだにたくさんあるのは明らかです。


この流れは
私たち一人一人の集合意識によるものです。





政府の言う経済活性化も本当に良いものなのかを
よく考えましょう。
景気を良くしてお金を使うこと。

つまり
国民がお金を遣い、
大企業が潤い、
結果として確実に貧富の差が大きく広がります。
さらに
環境を破壊して、
資源を浪費します。
一部の人々はますます金銭的に潤いますが、
それと引き換えに
未来の世代へと引き継ぐはずの本当の財産である豊かな自然を
ないがしろにしています。

私たちは
何か
本当の幸せにつながる大切なものを見ていないような気がしませんか?






こういった例は
あまりにたくさんあります。

例えば
気になるのが
駿河湾でサクラエビが記録的不漁です。

2018年秋漁は、サクラエビがあまりに少なく一度も水揚げ出来ず、
2019年春は、85トンと過去最低を記録し、
価格も急騰しました。

今後の見通しも
明るくありません。


駿河湾名物だったサクラエビが急激に消えていきました。

駿河湾のサクラエビ不漁は、
ダム建設やリニアモーターカーの工事などが関連している可能性が
以前から指摘されています。


どちらも
国や巨大企業が絡む案件です。



サクラエビが消えた原因は
富士川支流・早川水系の強い濁りであると推測されています。

サクラエビは
河口部が主な産卵場となっているために
河川の汚染に大きく影響を受けてしまいます。


特に
雨畑ダムによって
この水系が大きく変化してしまった可能性が高いと推定されています。



静岡、山梨両県が合同で今春に水質調査を3回実施しています。

雨畑ダムでは
濁り具合の指標となる浮遊物質量が
1リットル当たり1600ミリグラムと異常に高い数値を示しました。
この高い数値は、大雨を踏まえても考えても説明できないものであり、
ダムが濁りの大元であることは
明らかです。




専門家は
この水系の急激な変化が
サクラエビの不漁と関連しているとの指摘にも関わらず、


富士川漁協は、
原因究明をするつもりはありません。


富士川漁協は、
雨畑ダムを運用する日軽金から、
毎年破格の補償金を受け取っている
ことが大きく影響しているのでしょうか。



雨畑ダム運営側も
漁協から要望が無いことを理由に
水質検査は一切していないことを明らかにしています。




大きな河川の水質に変化があれば
湾の生物へ影響するのは漁師であれば誰もが知っていること。

それでも
漁協は
富士川の濁りの真相を突き止めようとしないのは
あまりに不自然としか言えません。


もし、
サクラエビの消失の原因が
このダムであった場合、
駿河湾のサクラエビの未来は
どうなってしまうのでしょうか?


専門家が指摘しているにも関わらず
漁協は
何故あえて問題を明らかにしようとしないのでしょうか?


これは
当事者だけの問題ではありません。

日本の未来の世代にわたって
駿河湾から
サクラエビが消えるかもしれないのです。






こういうときには通常第三者は介入することはできないのですが、
第三者が
深層を明らかにして
改善する手段の一つとして
気候変動訴訟があるのです。

もちろん
気候変動訴訟を起こさなくも
地方自治体がしっかりと原因究明してくれることがよいのですが。



日本各地でも
目先の利益だけのために
たった一部の人間によって
生態系という豊かな日本の財産が奪われているという現実が
隠れているかもしれません。



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