セミに
性欲が死ぬまで止められなくなり
最終的には下半身が破裂する病気があります。
これは
セミに感染するMassospora cicadinaという真菌です。
この真菌は
セミが地中にいる幼虫のうちに感染し、
成虫となって外へでていくまでは
静かに潜伏しています。
セミが
地上に出て
成虫になると真菌は活動を開始し
ゆっくりと宿主であるセミの下半身を蝕んでいきます。

下半身の腐敗と共に
後ろ足や生殖器が脱落していきます。
この時、
セミは
性欲が過剰に亢進します。
それは
この真菌が生産する幻覚物質によるものです。

セミにとっては
あまりに深刻な病気ですが
人の医療分野での応用が期待されている真菌です。
欲望のままに媚薬を求めて
世界中の生き物たちを殺しているような人たちにも
いいのかもしれません・・
今日もありがとうございます。
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コメント
コメント一覧
この真菌にも、想像も及ばないような存在する役目があるのでしょうね。
美味しいもの食べると『頬っぺたが落ちる』と言いますけど…これは…
自然からのメッセージですね。
今日も先生から、自然から教わります。
ありがとうございます。
短命な蝉にとってましてや、雄ならば真菌のせいとは言え、歓びでは無いでしょうか?
人間に捕まえられて、短命よりいいのではと思ってしまいます。
ですが蝉にとって深刻な問題なんですね。
「真菌恐るべし」 これも人間界が自然に対して、行って来た結果の様に思います。
いったいどんな医療に使われるのでしょうか・・・
恐ろしい😱