以前薬用せっけんについて書きました。

ひかたま:身近な日用品の毒物:薬用せっけん編

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これを書いた当時
米食品医薬品局(FDA)は
抗菌せっけんについて有効性や安全性の科学的根拠はないとして
抗菌成分のトリクロサンなど19種類の物質を含む抗菌せっけんの販売禁止を決定し
ヨーロッパ各国でもトリクロサンを含む製品の販売禁止がすでになされていましたが、

この当時
日本は野放し状態で、積極的に販売していました。
安全で効果的な商品と信じていた人がほとんどだと思います。

日本の薬用せっけん市場は大きく
医薬品医療機器法に基づく医薬部外品として、
薬用ボディーソープや薬用洗顔料なども含むと
国内では約800品目が承認されていたのです。



その後
しばらく経ってから
日本の厚生労働省は、
抗菌成分のトリクロサンなど19種類の物質を含む「薬用せっけん」について
代替品に1年以内に切り替えるよう製造販売会社に要請する通達を出しました。


トリクロサンは
菌を殺菌するどころか
病原菌の生存率を高め
抗生物質からも菌を守り、
さらに
耐性菌を作る手助けをしていることが
ワシントン大学の医療研究センターの研究結果として
「 journal Antimicrobial Agents and Chemotherapy」
発表されています。


有害作用ばかりの製品を
薬用だと思ってお金を払って購入していた
ということになります。




薬用せっけんで最も有名な「ミューズ」も
販売元のアース製薬は、
2019年末で国内販売から撤退することをと発表しました。


「ミューズ」は
すでに内容成分を切り替えており、
製造元のレキットベンキーザーグループが、
引き続き国内で販売するようです。

でも
新しい化学物質については
一般向けには公表されていないようです。
すくなくとも
ウェブサイトには掲載されていませんでした。



薬用せっけんが販売開始された当時は
夢のような抗菌製剤として
大々的に宣伝されていました。


過剰な抗菌信仰があったからです。


動物実験では、
薬用せっけんの成分であった
トリクロサンに露出された動物たちは
腸内の正常な細菌叢が攪乱され、
皮膚において
ブドウ球菌の侵入に弱くなるという結果が出ています。

抗菌するはずが、
逆に
菌の増殖を招いていたのです。

ある大学の研究では、
普通のせっけんと薬用せっけんの効果を比較したところ
一般の人が行う30秒程度の手洗いでは、
効果に差が認められなかった
という研究結果が出ています。

とすると
使用にあたっては
有害性の懸念だけが残ることになります。


それでも
売り続けていた・・・。



こういった化学物質は
妊娠しているお母さんが
薬用せっけんを使用した場合
胎児に移行します。

そして
授乳中のお母さんが使用した場合
母乳に含まれて赤ちゃんに移行してしまうことも
判明しています。

それでも
いまだにさまざまな化学成分をつけるのはなぜなのでしょうか?


マイクロプラスチック製品も
海外では環境に悪いことが明らかとして製造販売が禁止されていたのに
日本のメーカーは大量生産大量消費を止めませんでした。



石油を使った合成化学薬品は
まだ100年も経っていないのに
現在も
次々と新しい化合物が作られ、
製品化され続けています。

でも
石油合成化学薬品の出現と共に
原因不明のさまざまな疾患が
出現していることも
気になる所です。

シャンプーなど
このような日用品の多くには、
石油由来の
合成界面活性剤が使われていますが、
これは
表皮の細胞の均衡を破壊し、
他の化学物質を容易に浸透させる役割もあります。

さらに
保湿剤、
防腐剤
香料
殺菌剤
酸化防止剤
着色料
など
有害となりえる物質がてんこ盛りに含有されています。


テレビでやっているツヤツヤの輝く髪は、
健康な艶とは程遠い結果を招くことも
知っておいた方がいいでしょう。




カナダの調査では
女性が毎日使う化粧品には、
平均約168種類の化学物質が含有していました。

さらにその化粧品の中には
重金属が混入していたのです。
ニッケルは100%、
鉛は96%、
ベリリウムは90%混入。

キリが無い程
ありますね。


よく世界中の環境汚染はひどいことは
誰もが知っていますが、

それと同じことが
自分の身体の中で起きていることを
自覚している人は
多くはないと思います。

できるだけ
不要な化学物質は使わずに
健全な生活を心掛けたいですね。





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