グレイシャー国立公園


米国モンタナ州北部にある国立公園です。

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グレイシャーとは、「氷河」という意味で、
ここは文字通り氷河によって作られた「氷河国立公園」です。

最終氷河期に巨大な氷河の動きによって作られた地形で形成されています。


すこし以前には
この公園には、
少なくとも150の氷河がありました。


近年次々と氷河が縮小、
そして
消失していき、
2010年の調査では、かろうじて37氷河は残っているのが確認されましたが
そのうち少なくとも0.10平方km以上の面積を保っていたのは
たった25の氷河のみになってしまいました。



現在の気候が続けば、
残っている氷河のほとんどは
まもなく消失することは確実視されています。



以下は
まだ残っている氷河の
 1966年(灰色部分と青色部分)

 2015年(青色部分)
です。
(%)はこの期間に失われてしまった氷河の割合です。

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 日本にもわずかに残された氷河があります。
こちらもライチョウと共に
消失の危機です。



ヒマラヤの氷河も危機的状況です。

2000年から2016年にかけて
毎年、
75億トンもの氷が解け続けているという研究報告が発表されています。

これは
1975年~2000年までの氷河の融解の2倍のペース。

明らかに加速しています。

ヒマラヤの麓の
インド、パキスタン、アフガニスタン、中国、ブータン、ネパールの5つの国の各地には
ヒマラヤ山脈の氷河の水資源に依存して生活している人々が
およそ8億人もいます。


ヒマラヤ山脈の氷河が消えていくことは
8億人もの人にとって
深刻な問題となりつつあることは明らかです。



ネパールのクーンブ氷河での調査では
氷河内部に存在する氷の温度を測定されています。

その結果では、
氷河内部の温度の上昇傾向が確認されています。

これは
大量の氷河の氷が
すでに融点に近づいていることを意味しています。


氷河は
地球環境にとって「炭鉱のカナリア」と同じ意味を持ちます。


環境の変化をいち早く察知する指標なのです。


氷河の消失は
遠い山々の話ではなく
現在私たちが直面している壊滅的な危機の予兆として
氷河が示していることを忘れてはいけません。


そして危機的な未来を回避して
未来へよりよい環境をつなぐためには、
一人一人がもっと環境の現実を知り、
環境問題意識に目覚めて、
行動していくことが必要です。




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