コーヒー

日本では何の危機感もなく
ごく普通に飲まれているコーヒーですが、
現在
コーヒー産業を取り巻く環境は
日に日に厳しいものになっています。

主な消費国である先進国では
コーヒー1杯の価格は上がり続けているにもかかわらず

原料となるコーヒー豆の価格は
暴落しているのです。


コーヒー農家が悲鳴を上げる状況です。
利益を上げるために
自社に関わらない部分のコストを徹底して削減した結果なのでしょうか・・


前回は
リバースエンジニアリングで作り出したコーヒーの話でした。
ひかたま:コーヒーの絶滅危機とリバースエンジニアリング

前回は、現在
世界のコーヒー豆の原種の
60%が絶滅の危機に瀕している
話をしました。
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今回は
コーヒー栽培農家の苦悩についてです。


現在
コーヒー栽培で生計を立てている人たちの将来の見通しが
とても暗いのです。

コーヒー栽培に従事している農家は
世界中に2100万軒あります。


コーヒー農家は
コーヒー生産世界一のブラジルのように
先住民族の土地を奪い、アマゾンの熱帯雨林を焼き尽くして大規模プランテーションやっている農家ばかりではありません。

世界各国のコーヒー栽培農家のほとんどは、
小規模なところです。


現在
コーヒー豆の価格暴落によって、
深刻な経済状況に陥っています。

コーヒー豆の価格は、
今年の5月に暴落し
7月中旬にようやく少しだけ回復したものの、
以前
卸価格はこの10年で最低水準となっています。


次のグラフは
2016年からのコーヒー農家の収入ですが、
どんどん収入が減っています。


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コーヒー豆の価格が暴落する一方で、
先進国でのコーヒー1杯の価格は上昇しつづけています。


つまり最も重労働である生産者たちに
負担を押し付けたまま
利益を出そうとしているからです。



1杯約400円近いコーヒーの内訳を見てみると
栽培農家の利益は、たった2%以下

すでに
中米のコーヒー栽培農家の過半数は
コーヒー栽培では食べていけない状況に陥っています。


最もたいへんな生産者が一番貧困となる
このシステム
おかしいと思います。



現在
農家ではコーヒーの栽培を止めて
農地を手放し、難民となる人も増加しています。

フェアトレードとは
かけ離れた世界のままです。


こちらも

ひかたま:高級コーヒー・「コピ・ルワク」の真実



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