アルツハイマー病

アルツハイマー病は、
高齢者において認知症の最も一般的な原因です。

この病気は
記憶や思考能力がゆっくりと障害される進行性の脳疾患です。
進行すると
日常生活の最も簡単な行為さえ出来なくなります。


前回は新しい血液検査について書きました。
ひかたま:微量の血液によるアルツハーマー病の診断実現へ


今回は
新しい治療法の一つです。

最近、
アルツハイマー病の医療として「リコード法」が提唱されています。

この方法は
米国のアルツハイマー病専門医のデール・ブレデセン医師が発案した方法で
2014年の初の症例報告では
アルツハイマー病患者の約9割で改善効果が認められた
ことが発表されました。


ブレデセン医師の見解では
アルツハイマー病は、6つのタイプに大別できるとされています。


炎症性アルツハイマー病
脳の炎症が原因で起こる。

萎縮性アルツハイマー病
脳機能の維持に必要な栄養素やホルモンの欠乏で起こる

糖毒性アルツハイマー病(炎症性と萎縮性の混合型)
糖尿病が原因で起こる。

毒物性アルツハイマー病
毒性物質(カビ毒や歯の治療アマルガムなど)の毒素が原因で起こる。

血管性アルツハイマー病
血管系の障害による血流変化が原因で起こる

外傷性アルツハイマー病
外傷に起因する神経障害が原因で起こる。


そしてさらに
アルツハイマー病になりやすい要因を
ブレデセン医師は36項目取り上げています。

そしてこれを踏まえて
ほとんどのアルツハイマー病患者は
複数のタイプが併存しているので、
治療も多種多様となります。

そのため
アルツハイマー病の治療には
均一の医薬品を与える治療ではなく
一人一人に合った「オーダーメイド医療」が必要
だということを提唱しています。





ブレデセン医師の提唱する
リコード法では、
食事生活
運動
睡眠
ストレスケア
脳トレーニング

の5項目の改善が中心となります。




一般的に、アルツハイマー病の発症は、
アミロイド仮説といって
脳内に蓄積したアミロイドベータタンパク質の蓄積による神経障害が原因とされています。
つまり
アミロイドベータを除去する薬を投与すれば、
病気の改善につながると考えられています。


今回のリコード法では、
神経細胞に有害なさまざまな原因によって神経細胞の障害が発生することによって、
その防御反応としてアミロイドベータタンパク質が蓄積し、
結果としてアルツハイマー病が発病するという考え方に基づいています。


これは
筋肉疲労が乳酸によって起こるという一般の説に対して
筋肉が疲労したときに、それを回復させようと乳酸が蓄積されるという
新しい理論と同じような考え方です。

結果を原因と勘違いしてしまう。



食事のポイントしては
野菜を主体とする
しっかりと空腹にする時間を作る
ビタミンB群やω3脂肪酸などのサプリメントを摂取する
など


この治療法の要である、食事生活、運動、睡眠、ストレスケア、脳トレーニングは
いずれも
普段の日常生活で、ちゃんと心がけていれば当たり前のことばかりです。


ということは
認知症の原因の6割以上を占めるアルツハイマー病の多くは

ちゃんとした生活をしていれば
予防できるのだと思います。


私たちは
現代科学の便利さと引き換えに
心身を犠牲にしていることが多くあります。

エレベーターやエスカレーターは老化促進装置の代表格です。
動く歩道など、本当に必要な人は限られています。

テレビも洗脳装置。体も動かすことなく、頭も考えることなく
不必要な情報で頭を一杯にさせて
ぼーっとしてしまう装置になってしまっています。


現代社会には
本来必要のないものに
お金と資源を費やし、

その結果
自らの心身を蝕ませているものがたくさんあります。






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