猫は
特に子猫の時に風邪をひいて
適切な治療が行われなかった場合や
免疫力が低下していた場合には、

成猫になってからも
たまに眼が涙目になったらり、しょぼしょぼしたり、
たまにくしゃみが出てくることがあります。


catwhiskers1blog


猫の代表的な風邪として
猫ヘルペスウイルス感染症

クラミドフィラ感染症(クラミジア感染)
があります。




猫ヘルペスウイルス感染症
猫ヘルペスウイルスⅠ型の感染によって引き起こされます。

この感染症は
特に野良猫や仔猫、そして多頭飼育の家庭ではとても多く罹患しています。


この猫ヘルペスウイルスに感染すると
発熱し
くしゃみ・鼻水などの上部気道感染症の症状が出るようになり
眼は、結膜炎を起こすために、涙や目ヤニが出てきます。



このウイルスが感染するのは
主に猫ですが、
大型猫科のライオンやチーターなどからもウイルスが分離されています。


このウイルスに感染すると
鼻水や唾液、涙などの分泌物内にウイルスが排泄されるようになります。

ウイルスの排泄は
感染して発病後24時間で始まり、
1~3週間ほど持続します。


分泌物と共に排泄されたウイルスは、
約1ケ月ほど感染力を保っています。


さて

一度猫ヘルペスウイルス感染症にかかって
回復した猫で
たまにくしゃみが始まったり
眼がしょぼしょぼすることがあります。

猫ヘルペスウイルス感染症は、
初めて感染したときと比べると症状は軽いものの
症状の再発を繰り返しやすいという特徴があるのです。


それは、
猫ヘルペスウイルスⅠ型が猫に感染した時に
ウイルスは
三叉神経の知覚線維終末に侵入して
そこから軸索内を通り、
三叉神経節内にある神経細胞に入ります

そこでウイルスは
神経細胞の中心にある核の中に
ウイルスDNAを注入します。

これで潜伏感染となり
ウイルスは次の活動まではウイルスの複製や排泄をしない状態を保ちます。


ウイルスのこのような動態によって
猫ヘルペスウイルス感染症に罹った猫たちは
ほぼすべてウイルスにキャリアーとなるのです。


そして
猫に、ストレスや病気などによって免疫が下がった時に
潜伏感染していたウイルスは
再び活性化します。


再活性化したウイルスは
神経の軸索を通って上皮組織へと移動して
またくしゃみや鼻水、涙目などの症状が発現します。



また
猫ヘルペスウイルス感染症と並んで
猫の風邪の代表的なものに
クラミドフィラ感染症(クラミジア感染)があります。

野良猫たちでは
しばしば両方とも感染しています。

症状はとても似ていて
くしゃみ・鼻水などの上部気道感染症の症状と
結膜炎などの眼の症状が主です。

眼の症状は
クラミドフィラ感染の方がより強く出ます。

無治療の場合
キャリアー(保菌者)となり
慢性結膜炎は完治しなくなり
感染拡大に繋がってしまいます。


結局
眼に症状が出てくる感染症の場合には
早期に適切な治療が必要です。





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