レオナルド・ダ・ヴィンチ
1452年4月15日 - 1519年5月2日

ちょうど亡くなって500年が経過しました。

ダ・ヴィンチは、
イタリアのルネサンス期を代表する天才であり、
芸術家として有名であるほかにも
発明家や学者としても活躍し
解剖学、生理学、天文学、音楽、数学、幾何学、動植物学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、航空学、力学、土木建築学など
多方面の分野に渡って優れた業績を残しています。



英国の大学キングス・カレッジ・ロンドンの研究者たちは
ダ・ヴィンチの遺筆や作品、伝記、エピソードなどを精査し、

天才ダ・ヴィンチが
注意欠陥・多動性障害(ADHD)であった可能性がある
という研究結果を発表しました。


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研究者が
ダ・ヴィンチに関わるあらゆる情報を分析した結果です。

ダ・ヴィンチは
多くの偉業を成し遂げた一方で、

性格的には
プロジェクトが未完のまま放置されたものも多く存在し、
集中力や忍耐力に欠けていて、
物事をまとめる能力に欠けていて
移り気な性格であった。

身体的には
左利きであり、
病気の回復経過から右脳優位性(言語中枢がある優位半球を右脳に持つ)であり、
失読症の可能性もあった。

など
性格と身体的な面の両方とも
ADHDの条件が揃っているそうです。


そのADHDの長所が上手く活かされて
あれだけの偉業が成し遂げられました。



現代社会では
ADHDは病気として扱われることが多く
薬物による抑圧治療(虐待?)も行われています。


私たちは
間違った認識のもとに
どれだけ多くの未来のダ・ヴィンチを
薬物で抑えつけてしまったのでしょうか。



そして
これは
ADHDだけの問題ではなく
現在の教育システムすべてにもいえること。


個性を伸ばすよりも
均一化させたがる教育
お金儲けのための教育によって
どれだけ多くの未来のダ・ヴィンチを奪ってきたのでしょうか。



今、
より多くの人が本当の教育について考えること

そして
湯水のように無駄に垂れ流ししている国の予算の
ほんの一部でも
未来の世代のための教育システム構築などに
もっと有効に使えたらいいな
と思います。



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