楽観的な人は
健康で長生き。




昔から当たり前のことですが
意外と医学的な研究はあまり行われてきませんでした。


今回は
米国ボストン大学医学部の研究です。
女性69,744人、男性1,429人のデータを元に
楽観性と健康状態の関係を調べています。




gfbumc.bu.edu


女性のデータは
看護師の健康調査から
男性のデータは
退役軍人の健康調査から抽出しました。


被験者たちは
「楽観性」を 4段階評価し、
さらに
健康状態、運動量、食生活、喫煙量、アルコール摂取量などを調査しています。

女性は10年、男性は30年の経過を確認しています。



その結果
最も楽観性に優れたグループは、
楽観性の最も少ないグループと比較して、
寿命が
平均11 - 15%も長く、
そのほとんどが85歳以上の長寿である
ことが確認されました。



楽観的な人たちは、
目標を定めて、自信をもって物事を成し遂げていく傾向があり、
ストレスの対処も優れ
感情を上手くコントロールできていたようです。





自分の住む世界は、自分の心一つで変化します。

例えば、
あなたが愛する恋人と一生に過ごす時間が
最も幸せに感じるかもしれません。

でも
その恋人を
何かのきっかけで大嫌いになったとします。

すると
その恋人と一緒に過ごす時間が、
突然最も苦痛に感じるようになります。

これは恋人が変化したわけではなく、
あなたの恋人に対する認識が変わったためです。

もともと恋人の本質のほんの一断片のみだけ見て愛していたのですから、
別の断片を垣間見た時に、
自分の方の認識を変えてしまったのです。



世界の見え方は、
自分自身の心を忠実に反映するものです。



アウシュビッツの強制収容所に収容されながら夕日に感動する人もいれば、
巨額の富を持ちながら些細なことに悩み苦しみうつ病になる人もいます。

それは、
その人が置かれた状況に比例するものではなく、
その人の心の持ちように比例します。


このように物事の認識の仕方を変えるだけで、
世界が明るくなったり、
暗くなったりします。


この世界の見方は、
人生の崇高な目的を遂行する上で重要な鍵となっています。



楽観的なものの見方は
ただ単に寿命を延ばすだけでなく
健全な心身を持つ健康寿命を延ばすことになります。



インドの東ベンガルのアナンダモイ・マー大師の言葉
「出来る限り笑っていなさい。
笑いがあなたのハートから溢れて、
世界を明るくするのが見えるようになるでしょう。」

と語っていたのを思い出します。





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