私は、内装リフォームしてから
化学物質過敏症になりました。

いまではほんのわずかな化学物質にも反応します。
身体に炎症反応という形で反応することを
体験しています。
でも
あえて治していません。

極微量の化学物質でも検知できるからです。

特に
特定の化学物質には
かなり強い反応があります。


でも自分はもう歳なので
あまり大きな影響はないと思いますが
すべての組織が急速に発達する胎児では
とても大きな影響がありそうです。

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実際に
妊娠初期の段階での妊婦への化学物質の曝露は、
胎児の先天性形態異常に影響する可能性がある
という研究報告があります。

自分の経験からも
一般的な人が化学物質により多く暴露されるのは
リフォームの時ではないかと思います。



今回はリフォームの時の
胎児への影響を調べた研究です。


信州大学小児医学教室では、
妊婦さんたちから生まれた6万7,503人(男の子3万4,342人、女の子3万3,161人)
のデータを解析して
妊娠中の自宅リフォーム工事や仕事での有機溶剤の使用と
赤ちゃんの先天性形態異常発生との関連を調査しています。


その結果、
妊娠中に自宅リフォーム工事を行った母親から出まれた男の子では、
性器に異常が生じるリスクが高まる
ことが判明しました。



調査対象の被験者のうち
妊娠中に自宅内装リフォーム工事が行われた例は、2,106人ありました。

職業上、有機溶剤やホルムアルデヒドを使用していた妊婦たちは、6,305人でした。


調査中に発生した先天性形態異常は、
先天性心疾患が756例、
口唇口蓋裂が160例、
男性外性器異常が253例、
四肢形成異常が176例、
消化管閉鎖が45例


調査解析の結果、
妊娠中に自宅の内装リフォーム工事が行われた母親から生まれた赤ちゃんは、
リフォームしなかった母親から生まれた赤ちゃんと比較して
出生時のデータで
男の子の外性器異常の発生率が有意に高いことが確認されました。

男の子の外性器異常以外の先天性奇形については
妊娠中の内装リフォーム工事との有意な関連性はありませんでした。

また、妊娠中の職業上で扱う有機溶剤やホルムアルデヒドなどの化学物質への曝露も
先天性奇形の発生との間に有意な関連性は認められませんでした。


この一つの研究だけから
結論を出すことは出来ません。

でも
妊娠中のリフォームは出来るだけ避けた方が無難だと思います。
また
どうしても行う場合には
徹底した換気をお勧めします。


自分も換気をしていれば
ここまでひどくならなかったかと感じています。

当時は
換気について無頓着だったのです。

いまはおかげさまで
常に新鮮な空気を取り入れるよう
心がけています。




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