映画「ファインディング・ニモ」
の主人公ニモ
クマノミという魚です。

このクマノミが現在
絶滅の危機です。


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フランス国立科学研究センターを主体とする研究チームが
パプアニューギニア東部沖のキンベ島周辺の海域で、
10年間の長い年月に渡って
クマノミを観察し続けた結果が発表されました。


その結果、
クマノミが絶滅の危機にさらされていることが明らかになりました。


クマノミは、
イソギンチャクと共生しています。
その
イソギンチャクはサンゴ礁と共生しています。

お互いになくてはならない関係。


そのため
サンゴ礁が環境の変化に対応できずに死滅しつつある海域では
イソギンチャクも生きていけず、
さらに
クマノミも生きてはいけないのです。



クマノミは、
クマノミ特有の繁殖形式を持っています。

一つのイソギンチャクには、
クマノミの雌1匹と
性的に活発な雄が1匹、
さらに
性的に不活発な雄(中性)が数匹共生しています。


雌が死んでしまうと、
性的に活発な雄が、性転換して雌になります。
そして
性的に不活発な雄の中で最も大きな個体が、性的に活発な雄になります。


このような小さなコミュニティ内での繁殖体制が整っています。


研究者たちは
この繁殖様式では、
より広い範囲から配偶者を選ぶことが出来ず
遺伝子の多様性が見込めないために、
環境が変化していく中で、種を存続していく能力が低いと判断しています。


現在、地球の海水温の上昇によって
サンゴ礁が急速に死滅しています。

このサンゴ礁の壊滅にクマノミは生き残り戦略が無く、
一蓮托生に死滅していくしかないようです。


一蓮とは、一つの蓮の花
托生とは、共に身を寄せ合って生きること



「一蓮托生」とは、
亡くなった後でも、
極楽浄土で同じ蓮の花の上に共に生まれようという意味からできた言葉です。


そのため、
本来は、
「生きている時も亡くなってからも変わらぬ愛情で共にいること」という意味になります。

そして
現代では
「結果の良し悪しに関係なく、運命や行動を共にする」時に使われます。


今回は
クマノミとイソギンチャク
そして
イソギンチャクとサンゴ礁
が一蓮托生

ということは
すべて繋がりを考えると、

クマノミと私たち人間も、
そして地球上のすべての生き物は、
一蓮托生なのです。



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