アルバトロス

日本では
「アホウドリ」または「しんてんおう」とも呼ばれます。

アホウドリたちは、
他の動物を怖れることなく
フレンドリーなために
人が近づいても鳥たちは逃げません。

それで簡単に人に捕まってしまうので
アホウドリと呼ばれたようです。


絶滅危惧種です。

太平洋のミッドウェー島に生息するアホウドリたちは、
美しい海に囲まれた環境で暮らしてきました。

ところが
最近
多くの親鳥が
餌と間違えてプラスチック破片を雛たちに与え、
砂浜には消化管にプラスチックゴミが溜まって
死んでいった幼い鳥たちの死骸が散乱しています。

プラスチック破片は、太陽と海水にさらされると
美味しい餌と同じ匂いを発するのです。




親鳥になると
ある程度嘔吐することができますが、
幼鳥は
嘔吐することができないために
胃の中が
食べ物ではなくプラスチックでいっぱいになってしまい
苦しんで
死んでいくのです。


ミッドウェー島に流れ着く無数のゴミのうち、
毎年約5トンものプラスチック破片が
幼鳥に餌として与えられていることが判明しています。

米国シアトルの写真家クリス・ジョーダンは、
この島に生息して繁殖するアホウドリのドキュメンタリー映画を制作して
公開しています。

今回の予告編は
こちら
aasalbatrossthefilm.com/

この映画は
現在
全編無料で視聴できます。

こちら


人類が直面しながらも無視している深刻な環境問題の多くを、
海鳥たちが示してくれています。


もとはといえば
私たちが日常使っていたものを無責任に放置した結果です。

犠牲になった無数の幼鳥たちの命を無駄にしてはならないと思います。



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