カモノハシ

オーストラリアの東海岸沿いだけに生息する水生哺乳類です。
アヒルのような大きなくちばしと水かきつきの足を持つ
そして哺乳類なのに卵を産む
不思議な哺乳類です。

このカモノハシは、
環境の変化に強いと考えられていたため、
なんの保護政策もとられていませんでしたが
昨年の調査では
個体数が激減してしまっていたことが判明。

さらに
今回国際的な科学誌である「バイオロジカル・コンサーベーション」に掲載された新しい研究では
このままでは
さらなる減少が明らかであり
絶滅してしまう怖れもあることが判明しました。

A stitch in time – Synergistic impacts to platypus metapopulation extinction risk

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カモノハシは、
国際自然保護連合のレッドリストでは、
「準絶滅危惧」種に指定されちぇいます。

でも
オーストラリアの各州では、一部の州を除いて
絶滅の恐れがある生物リストに分類されていないのが現状です。



1980年代からカモノハシを保護を求める声はあったものの、
そのような声は
無視されてきました。
誰もがカモノハシを
どこにでもいるありふれた動物だと考えていたのです。

たしかに
オーストラリアにヨーロッパからの入植者たちが入る前までは
どこにでもいるありふれた動物でした。


ところが、
ヨーロッパ人がオーストラリアに入ってきてからは、
カモノハシは、
次々と殺されてきたのです。

あまりに殺しすぎて
20世紀になってからカモノハシ猟が禁止されるまで続きました。

カモノハシの毛皮は、
柔らかくて防水性があり、
とても良いものだったのです。


人間が乱獲して
激減させて

そして
絶滅寸前になってからようやく騒ぎ出し

気候の変動で
絶滅する。

この図式、もう学ばなければなりません。


斟酌
という言葉があります。

相手の事情や心情を思いやりながら行動する
という意味です。


現代社会では
自然界から離れた生活の中で
自然に生きる生き物たちへの斟酌が鈍ってしまっているようです。


一時期
忖度
という言葉が流行りましたが
こちらは
相手の気持ちを思いはかること。


忖度よりも
もう一歩進んで思いやり、行動に移していく言葉が
斟酌になります。





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