人は
未知のものを怖がります。

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何かに襲われたなど
緊急事態の時の生命維持のための恐怖は、
恐怖というよりも
防衛反応として正常な反応です。


通常時には
人はそのような防衛反応を超えて
過剰に恐怖心を抱いたり、
不安が増大する傾向があるようです。

その不安のほとんどは
未知なるものへの恐怖。


自分の理解できないことに
心囚われて
怖れるのです。



では
未知のものが理解できた時に
すべての恐怖が完全に消えるのでしょうか?



消えません。






それは
恐怖の対象となるものの全容を
人の頭脳では完全に理解することが出来ないから。


物質界に意識を置きながら
エネルギー領域を含めた全容を把握することはできません。


今回頭で理解したつもりになったとしても、
さらに、
新しい未知のものが発生したときに
また同じことが起こります。




もっと本質的な領域からアプローチしなければ
恐怖は
消えません。



人は
今までの状態から変わりたくない、
何かを実現したい、
何かに邪魔されたくない
など
特定の状態や願望に依存してしまう傾向にあります。

そして
その願いが叶わない出来事が起こったら
自分ではどうにもできないという意識から
恐怖は出現します。



すべての物事は
常に変化しています。


でも自分だけは
安定していたい
これ以上変化を望まない
または
願った通りの変化だけしたい
という今の状況に依存した気持ちが働きます。


だから
人が何かに依存した状態で
予測していない事態が在ると
恐怖は
いつでも生まれてくるのです。


ほとんどの人は
その依存にすら
気が付いていません。


ではどうすれば
いいのでしょう。



あらゆる状況、あらゆる変化に対して
あるがままでいること。



どんな状態になろうとも
あるがままでいる時に
恐怖は生まれようがありません。


今回のウイルス騒動でも
起こるべきことは
起こります。


その時に
物理的物質的な面だけを見れば
「混乱」という状態に囚われてしまうでしょう。

でも
エネルギーの面から見たら
どうでしょうか?


人々の意識の中に
新しい認識が生まれ始めています。

外側の世界の混乱を通して
意識は、
より良い秩序へと向かっています。


何かがあった時に
古い体制が壊れて
新しい体制が生まれてくるのは
必然のこと。


それを怖がるのは
古い体制に依存しているからです。


意識やエネルギー面から
外側の世界を見る習慣をつけましょう。


同じ現象が
まるで違う世界にいるかのように認識されることでしょう。



余談ですが
人はウイルスを怖がりますが、
人も地球に対してもっともっと酷いことをしていることを
自覚したほうが良いと思います。


未知のウイルスよりも
遥かに怖いのは
崇高な目的を見失った人間です。





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